カツ丼のカロリー・糖質オフして食べるには?ダイエット中の人必見の方法を伝授!
【管理栄養士監修】カツ丼のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、カツ丼(1人前)のカロリー・糖質量を他の丼もの料理や〈セブン・ファミマ〉などコンビニや〈なか卯・かつや・ほっともっと〉など飲食店別に比較しながら紹介します。カツ丼のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
カロリー | 糖質 | |
カツ丼 並(なか卵) | 861kcal | 114.4g(炭水化物) |
カツ丼梅(かつや) | 1125kcal | 111.7g(炭水化物) |
ロースカツ丼(ほっともっと) | 828kcal | 118.6g(炭水化物) |
外食店や弁当屋のカツ丼を比べてみました。もっともカロリーが多かったのが、かつやの「カツ丼梅」で1125kcalとなっていました。もっとも少なかったのが、ほっともっとの「ロースカツ丼」で「カツ丼梅」の4分の3でした。同じ外食店では、なか卵のカツ丼が低カロリーでした。
いちばん高カロリーのかつやと低カロリーのほっともっとでは300kcalくらいの開きがあり、どの店を選ぶかが重要になります。
カツ丼のカロリーを消費するのに必要な運動量は?
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 347分 |
ジョギング | 207分 |
自転車 | 132分 |
ストレッチ | 414分 |
階段登り | 116分 |
掃除機かけ | 296分 |
カツ丼1杯のカロリーは922kcalです。これを消費するにはウォーキングで6時間弱、ランニングでも3時間以上が必要です。もっとも短時間に消費する階段登りでも約2時間続けなければならず、カロリーが気になる方には食べ方を工夫することが求められます。
カツ丼のダイエット向きのヘルシーな食べ方は?
高カロリーでダイエットに不向きなイメージのカツ丼ですが、付け合せに気を配るなどちょっとした工夫でヘルシーなメニューになります。カロリーオフでダイエットに向きの食べ方を考えていきましょう。
①キャベツなどで食物繊維を食事の最初に取り入れる
食物繊維は食事などによって発生する急激な血糖値の上昇を抑制し、血液中にたまった糖を脂肪にかえることを抑える働きがあります。また食物繊維は歯ごたえがあり咀嚼回数も多くなるので満腹中枢を刺激し、食べ過ぎを防いでくれます。
食物繊維が多い食品といえば葉物野菜で、豚カツとよくあう葉物野菜といえばキャベツです。キャベツにもたくさんの食物繊維が含まれています。食物繊維は玄米、胚芽米・麦めしなども多く含まれるため、カツ丼のご飯を白米でから玄米などに代えてみるのもおすすめです。(※2)
②ヒレカツなど脂質・カロリーの低いカツを選ぶ
カツ別のカロリーを比較で紹介したとおり、脂質の少ない豚ヒレカツは豚ロースカツにくらべ低カロリーです。ヒレカツに代えるとカロリーで100kcal、糖質で1.3gくらいを減らすことができます。ロース肉のカツを使用する場合はなるべく脂身を外すと摂取カロリーを減らすことができるので、おすすめです。
またロース・ヒレともにカツの衣を薄くすると吸収する油の量が減り、よりヘルシーになります。
③夜より昼に食べる
食べる時間帯を選ぶことで、食べたもを効率的にエネルギーにかえることができます。もっともお勧めなのが活動量の多いお昼です。夜は運動量も少なくなるので、控えた方が賢明です。朝は活動量が多いですが胃腸の働きが活発でない朝から脂っこいものを食べると胃腸に負担がかかるので、避けたほうが良いでしょう。
④カツよりもごはんを残すようにする
豚肉は多くの脂質を含有していますが同時に脂肪燃焼効果があり、基礎代謝を助けるカルニチンも含んでいます。そのためめサイズダウンするならご飯を減らしましょう。ご飯を100g減らせば、カツ丼のカロリーを168kcal減らすことができます。
住吉彩
管理栄養士
カツ丼の大きさを選べる場合は、1つ小さめの大きさのものを選び、代わりに野菜の小鉢や味噌汁などの汁物を追加することで、脂肪のつきにくい体を作ることができるのでぜひ試してみてくださいね。
カツ丼をカロリーオフして食べよう
食欲のない時や「ここぞ!」という時に元気をくれるカツ丼ですが、カロリーや糖質が高いイメージもあり我慢されている方も多いでしょう。しかし、カツの種類を選んだり食物繊維を一緒にとることでカロリーオフすることができます。食べ方を工夫してヘルシーにカツ丼を楽しみましょう!