スポーツドリンクは体に悪い?糖分過多になる?飲み方のコツを紹介!
アクエリアスなどスポーツドリンクは体に悪いと言われますが本当でしょうか?今回は、スポーツドリンクが体に悪いと言われる理由の「糖分」について、含有量や取り過ぎた場合の悪影響を紹介します。スポーツドリンクの体に悪くない飲み方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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スポーツドリンクは体に悪いって本当?
スポーツドリンクは、運動後の水分補給や熱中症対策に欠かせない飲み物です。しかし、スポーツドリンクの飲み過ぎは、太る原因になると言われますが本当でしょうか。ここからは、スポーツドリンクが体に悪いと言われる理由と、体に悪くない飲み方を紹介します。
スポーツドリンクは体に悪いと言われる理由は?
スポーツドリンクは風呂上がりの水分補給や熱中症対策に必要なもので、体に悪いと考える人はあまり多くいません。ここでは、スポーツドリンクが体に悪いと言われる理由について紹介します。
スポーツドリンクは糖分が多く過剰摂取になりやすい
100mlあたり | 糖分 |
コーラ | 11.3g |
アクエリアス | 4.7g |
ポカリスエット | 6.2g |
上記の表は、それぞれの飲料100mlあたりに含まれる糖分を比較したものです。アクエリアスは最も糖分が控えめですが、コーラは小さいコップ半分の量に角砂糖3〜4個ほどの糖分が含まれています。なお、糖分を過剰に摂取した場合、以下のような症状が現れる恐れがあります。
・集中力が続かない
・食べても空腹が満たされない
・肌が荒れやすくなる
このような症状が起きる理由は、糖分を過剰に摂ると、血糖値の上昇と下降を急激に繰り返すためです。血糖値が大きく変動すると、集中力の低下だけではなく、疲労感や眠気を感じるようになります。さらに、食事をしても食欲が満たされずに食べ過ぎてしまい、太る原因になってしまうのです。
また、急変化する血糖値を調整するため、インスリンというホルモンが大量に分泌されます。インスリンが大量に分泌されると、体内のホルモンバランスが変わり、肌荒れやニキビの原因になります。さらに、高血糖の状態が長く続くと動脈硬化や糖尿病などの病気になる恐れがあるのです。(※1、2)
スポーツドリンクの体に悪くない飲み方は?
スポーツドリンクはコンビニや自販機で買う機会が多く、水よりも好まれる傾向にあります。さらに、運動後の水分補給や熱中症対策として習慣で飲む人は少なくありません。ここでは、スポーツドリンクを飲む上で、体に悪い影響を与えない飲み方を3つ紹介します。
①スポーツドリンクを薄めて飲む
スポーツドリンクに水を入れて薄めて飲むと、体内に摂り入れる糖分の量を減らすことができます。ただ、多く汗をかく運動時に、スポーツドリンクを薄めて飲む場合は注意しましょう。スポーツドリンクを薄めると、糖分だけではなく塩分も薄くなります。運動時の発汗で大量に消費した塩分を、薄めたスポーツドリンクでは十分に補給できない恐れがあります。
②糖分ゼロのスポーツドリンクを選ぶ
糖分ゼロのスポーツドリンクを選ぶことも、体に悪い影響を与えない飲み方の1つです。糖分がないので太る心配がほとんどなく、血糖値の上昇によるデメリットを抑えることができます。
しかし、糖分が入っていないスポーツドリンクは甘みをつけるために、スクラロースをはじめとする合成甘味料が含まれています。合成甘味料は、体内の消化器官や臓器に影響を与えることが分かっています。
このことから、糖分ゼロだから太る心配がないと安心せず、習慣化を避けて適度に飲みましょう。さらに、味を損なわないよう、少量の水を加えて薄めて飲むなどの工夫が必要です。(※3)