毎日カレーでも大丈夫？体に悪い？健康的な食べ方のコツや食べた結果を口コミで紹介！
毎日カレーを食べても大丈夫なのでしょうか？健康・体に悪いのか心配ですね。今回は、毎日カレーを食べる際の〈太る・体臭・病気〉などデメリット・注意点や健康的な食べ方のコツを紹介します。毎日カレーを食べた結果どうなるか実践者の口コミも紹介するので参考にしてみてくださいね。
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毎日カレーを食べても大丈夫？体に悪いの？
日本人の国民食ともいえる人気のカレーは、トップアスリートにも好まれる食べ物です。例えば元プロ野球選手のイチローは現役時代にルーティンがありました。それは、毎朝欠かさずにカレーを食べ続けることです。ここからは毎日カレーを食べるデメリットや、カレーを健康的に食べる方法などを紹介します。
毎日カレーを食べるデメリット・注意点は？
調理が簡単な上、味も美味しいカレーを、週に何度も食べる人は少なくありません。ここでは毎日カレーを食べると、どのようなデメリットが体に起きるのか4つ紹介します。
①カロリーの高さから太る
| カロリー | 糖質 | |
| カレー | 859kcal | 125g |
| カツカレー | 1103kcal | 130g |
上記の表は、カレーとカツカレーのカロリー及び、糖質をそれぞれ比較したものです。なお、米は260gの量で計算しています。カレーだけで、成人男性における1日の必要な摂取カロリーの39%に相当する量です。カツカレーでは、カレーと比較してカロリーが250kcalほど高く、1日の摂取カロリー量の半分を占めます。（※1、2、3）
②塩分の過剰摂取で病気になる
カレーの味が濃く感じるのは、カレールーにはスパイスの他に塩分が多く含まれているからです。塩分を摂り過ぎると、以下のような病気を引き起こす可能性があります。
・高血圧
・動脈硬化
・脳卒中
カレーは1食2gほどの塩分を含み、1食あたりの塩分摂取目安の2.5g近い量に相当します。塩分の摂り過ぎは高血圧の他に、動脈硬化や脳卒中などの病気を引き起こします。血圧が高い状態が続くと、血管や心臓に負担が大きくかかるからです。また、高血圧で塩分を摂り過ぎると、正常血圧の人より血圧が上がりやすくなることが明らかになっています。（※4）
③体臭がきつくなる
カレーを毎日食べ続けると、体臭がきつくなってきます。カレーに含まれるスパイスが大きく影響するからです。クミンをはじめとするスパイスは芳香性があり、体の臭いの成分を増やします。体内で増えた臭いの成分が血液によって全身に運ばれ、体臭となって現れるのです。
ただ、市販のカレールーで作るカレーの場合、含まれるスパイスの量は僅かです。そのため、体臭に与える効果は少ないといえます。
④鍋で寝かせる際の食中毒の危険性
日にちを置いてカレーを食べるとき、鍋でカレーを寝かせる場合は少なくありません。しかし、鍋にカレーを寝かせても日持ちせず、食中毒を引き起こす危険性があります。カレーが日持ちしない理由は以下のとおりです。
・ウェルシュ菌が繁殖しやすい
・デンプンが細菌の餌になりやすい
鍋の中のカレーは、食中毒を引き起こすウェルシュ菌という細菌が繁殖しやすい状態といえます。ウェルシュ菌は耐熱性があるため、常温で保存したカレーのような環境を好むからです。なお、ウェルシュ菌は増殖してもカレーの見た目や味に変化を与えません。味や香りではなく、保存した時間や冷蔵などの保存状態で安全なのか判別しましょう。
また、カレールーやじゃがいもに含まれるデンプンは、カレーの劣化を早めます。デンプンがウェルシュ菌をはじめとする細菌の餌になり、繁殖力を高めるからです。特にじゃがいもはデンプンの含有量が多いので劣化が著しく、食中毒の危険性がより高まります。（※5）
毎日カレーを健康的に食べるには？
カレーが好きな人の中には、毎日カレーにアレンジを加えて食べている姿が見られます。しかし、健康を損なわずに毎日カレーを食べるにはどうすれば良いでしょうか。ここでは、毎日カレーを健康的に食べるコツを2つ紹介します。
①1日3食カレーなど偏り過ぎはNG
健康的に毎日カレーを食べる上で、1日3食カレーにすることは避けましょう。米を食べる量が増えて太る原因になるだけではなく、塩分を摂り過ぎて健康を損なう恐れがあります。献立に野菜サラダなどを入れて、栄養バランスの良い食事を心がけましょう。