ローストビーフのカロリー・糖質は低い?ダイエット向き?ヘルシーな食べ方も紹介!
【管理栄養士監修】ローストビーフのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、ローストビーフのカロリー・糖質量を他の肉料理や〈ローストビーフ丼・サンド〉など料理別に比較しながら紹介します。ローストビーフのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
ローストビーフはヘルシーな食材ですが、たれの付けすぎには注意しましょう。たれには砂糖やバターを使用する場合が多く、脂質や糖質量が予想以上に多い事も少なくありません。ローストビーフは何もかけずそのまま食べても美味しいですが、味気無いと感じたら大根おろしや、西洋わさびなどを活用しましょう。
②レモンをかける
ローストビーフをヘルシーに愉しみたいなら、レモンをかけて食べるのもおすすめです。レモンは低カロリーですし、ローストビーフにかければさっぱりとした仕上がりになるのでたれとは違った美味しさを楽しめます。
また、ビタミンCには鉄分の吸収効率を上げる働きもあります。貧血対策などで鉄分補給したい方にもおすすめですが、鉄分には血流を改善させ新陳代謝を活発にさせるのでダイエット面でもピッタリです。(※2)
③カロリー・脂質が低い部位(赤身肉)を選ぶ
カロリー | 脂質 | |
牛もも肉 | 182kcal | 9.6g |
牛ヒレ肉 | 133kcal | 4.8g |
牛ロース肉 | 240kcal | 17.4g |
牛カルビ肉 | 371kcal | 32.9g |
ローストビーフが、どの部位を使用しているかも確認しておきましょう。上記を見ると分かる様に、どの部位を選ぶかでカロリー・脂質量は大きく異なります。カルビ肉はカロリーも高いですが、糖質量がかなり多くなっているのでダイエット中なら避けた方が良いでしょう。
④野菜と一緒に食べる
ローストビーフをダイエット中に楽しむなら、野菜と一緒に食べるようにしましょう。野菜に含まれる水溶性食物繊維には、水分を含むとゼリー状になる性質があります。
ゼリー状になった食物繊維は食べたものと混ざり合って消化スピードを緩やかにし、血糖値の急上昇を避けることができます。血糖値が急に上がると脂肪を蓄積しやすくなるので、ダイエット時には血糖値を意識しておくのも重要です。また、水溶性食物繊維に吸着されて、コレステロールや糖質なども便と一緒に排出されるといったメリットもあります。(※3)
⑤一緒に食べる食材に注意する
ローストビーフをご飯の上に乗せたローストビーフ丼も人気のメニューですが、ご飯の量が多いのでカロリー・糖質量がかなり高くなります。ダイエット中ならご飯と一緒に食べるのは避け、サラダスタイルで楽しむのが良いでしょう。
住吉彩
管理栄養士
ローストビーフは薄切りで食べると、たくさん食べれるような気がしてしまい食べ過ぎの原因にもなります。切り方を工夫をしてみたり、ローストビーフだけではなく他の食材と食べることで腹持ちが良く空腹感を抑えてくれるうえに栄養のバランスも整います。色んなアレンジを加えて、ダイエット生活を楽しみましょう!
ローストビーフをカロリーオフして食べよう
ローストビーフは肉料理の中では比較的低カロリーですが、たれを付けすぎたり食べ過ぎればカロリー過多になることも考えられます。摂取量や食べる部位にも注意して、ダイエット中でもローストビーフを美味しく頂きましょう。