びわを食べ過ぎるとどうなる?下痢になる?1日何個までか適量も紹介!

びわを食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?今回は、〈腹痛・下痢・食中毒〉などびわの食べ過ぎによる症状や、食べ過ぎにならない適量は一日何個までかを紹介します。びわを食べ過ぎなかった場合に期待できる効能、おすすめの食べ合わせも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. びわの食べ過ぎは体に悪いの?
  2. びわを食べ過ぎるとNG?どんな悪影響がある?
  3. ①青酸による下痢・腹痛
  4. ②びわの種は食中毒の危険性もあるので避けよう
  5. びわの食べ過ぎにならない適量は?一日何個まで?
  6. びわの食べ過ぎにならないのは一日は6個まで
  7. びわを食べ過ぎない場合に期待できる効果・効能は?
  8. びわの効能を引き出す食べ合わせも知っておこう
  9. びわの食べ過ぎには気をつけよう

びわの食べ過ぎは体に悪いの?

びわは鮮やかなオレンジ色の果実で、みずみずしさと爽やかな甘さが特徴の果物です。びわはその美味しさからつい食べ過ぎてしまうことがありますが、食べ過ぎは体に悪いのでしょうか。以下ではびわを大量に食べ過ぎた時の悪影響や注意点、びわの効果・効能について説明します。

びわを食べ過ぎるとNG?どんな悪影響がある?

びわは美味しい果実なのでつい食べ過ぎてしまうこともありますが、びわを大量に食べ過ぎた時の体への悪影響があるでしょうか。ここでは、びわの食べ過ぎによる症状や注意点などをあわせて説明します。

①青酸による下痢・腹痛

びわの種にはアミグダリンという成分が含まれています。アミグダリンとはバラ科の植物の種子や未熟な果実に含まれている物質であり、体内で毒性の強い青酸に変化します。アミグダリンを大量に摂取した場合、下痢や腹痛を引き起こす危険があるため注意が必要です。

アミグダリンはビタミンの一種であり、以前は抗がん作用があると言われたことから、びわの種は癌に効くとされていました。そのためびわの種を積極的に摂ると健康にも良いと言われていましたが、それも全くの嘘であることが判明しています。

②びわの種は食中毒の危険性もあるので避けよう

びわの種を大量に食べることで起こる体内での変化や、中毒症状の危険性は以下の通りです。

アミグダリンを人間が食べると、体内で毒性の強いシアン化水素(青酸)に変わります。摂取量が多いと、頭痛、めまい、悪心、おう吐などの中毒症状を起こす危険があります。

びわの種を食べることで頭痛やめまい、悪心や嘔吐などの食中毒症状が現れると言われています。かつて癌に効くと一部で言われていたことから、健康維持のために積極的に食べていた人もいました。しかし健康被害や死亡事故が報告されていることから、これらの情報は嘘と考えられます。びわの種を食べるのは危険性があるため、絶対に避けてください。

びわの食べ過ぎにならない適量は?一日何個まで?

美味しいからといってびわを食べ過ぎると、体にとって毒になってしまいます。びわの食べ過ぎにならない適量はどのくらいでしょうか。ここでは一日何個までであればびわを食べても問題ないのかについて、栄養面から説明します。

びわの食べ過ぎにならないのは一日は6個まで

厚生労働省からは、健康な食生活を送るために必要な果実の摂取量の目標が示されています。

果実は、ビタミン、ミネラル等の重要な供給源であり、健康な食生活を送
る上で重要な位置づけとなっており、厚生労働省が推進する健康作り運動
「健康日本21」では、健康増進の観点から1日200g以上の果実を食べる
ことを目標にしています。

健康な食生活を送るために果実を1日200g食べるよう推奨されているのに対して、びわ1個あたりの重さは50g前後です。びわには皮や種があり、これらの本来捨てるべき所の割合として廃棄率30%を差し引くと、食べることができる可食部は35gです。個人差もありますが、びわを食べる場合一日6個までが適正な量と言えるでしょう。(※1)

びわを食べ過ぎない場合に期待できる効果・効能は?

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