もつ鍋のカロリーや糖質・脂質は高い?太る?ダイエット向きにカロリーオフする方法など紹介!
【管理栄養士監修】もつ鍋のカロリー・糖質量を知っていますか?高くて太るのでしょうか?今回は、もつ鍋のカロリー・糖質量を他の鍋料理と比較しながら紹介します。もつ鍋のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
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もつ鍋(ホルモン鍋)のカロリー・糖質は高い?太る?
もつ鍋は太りそうだと考えている人も多いかもしれませんが、意外なことにもつ鍋はヘルシーで美容に良いメニューです。どうしてそう言えるのでしょうか?
もつ鍋(ホルモン鍋)のカロリー・糖質量は?
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
もつ鍋(1人前) | 388kcal | 15.95g | 26.35g |
牛もつ(大腸) | 162kcal | 0g | 13.00g |
牛もつ(小腸) | 287kcal | 0g | 26.10g |
1人前 524.75g
【材料】
牛ホルモン小腸 100g (287kcal)
キャベツ 50g (12kcal)
もやし 42g (6kcal)
ニラ 18g (4kcal)
ごぼう 27g (18kcal)
にんにく 1.25g (2kcal)
唐辛子 0.5g (2kcal)
薄口醤油 13.5g (8kcal)
日本酒 7.5g (9kcal)
みりん 9g (22kcal)
砂糖 4.5g (18kcal)
塩 1.5g (0kcal)
かつお昆布だし 250g (5kcal)
もつ鍋(ホルモン鍋)だけに関していえば、カロリーや糖質はそれほど高くありません。成人男性の1日の摂取カロリーの18%程度ですし、糖質も低いので糖質制限を行っている方でも、安心して食べられるメニューです。
※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量はカロリーSlismを参照しています(※1)
もつ鍋のカロリー・糖質量を他の鍋料理と比較
カロリー | 糖質 | |
もつ鍋(524.75g) | 388kcal | 15.95g |
キムチ鍋(802.00g) | 553kcal | 24.22g |
寄せ鍋(778.5g) | 358kcal | 15.96g |
水炊き(746.5g) | 418kcal | 9.33g |
豆乳鍋(599.5g) | 426kcal | 14.39g |
*1人前あたり
他の鍋料理と比較しても、もつ鍋のカロリーや糖質は、ダイエットを行っている方にも、糖質制限を行っている方にも受け入れられるメニューです。しかし、もし量を重視しているのであれば、寄せ鍋や水炊きの方がカロリーが低いのでおすすめです。
もつのカロリー・糖質を他の部位と比較
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
牛もつ(大腸) | 62kcal | 0g | 13.00g |
牛もつ(小腸) | 287kcal | 0g | 26.10g |
牛バラ肉 | 371kcal | 0.2g | 32.90g |
牛レバー | 132kcal | 3.7g | 3.70g |
牛ヒレ肉 | 133kcal | 0.3g | 4.80g |
牛もも肉 | 182kcal | 0.5g | 9.60g |
*100gあたり
表に示されているように、糖質の含有量はすべて低いことがわかります。大腸の牛もつと小腸の牛もつを比較すると、大腸のほうがカロリーが低いので、ダイエットを行っている方には、大腸を使うことをお勧めします。小腸の牛もつは、大腸の牛もつに比べて、脂質の量が多いためカロリーが高くなっており、バラ肉ほどではないですが、他の肉の部位と比べても比較的高カロリーです。
竹本友里恵
管理栄養士
一般的に、”もつ”は鳥獣肉の臓物(=内臓)を指します。もつが内臓全般である一方、ホルモンは牛の大腸と言われています。もつ鍋でよく使用される部分は、もつの中でも主に牛の小腸です。もつ鍋はもつだけでなく野菜が多く入っており、高タンパク質・低カロリーでダイエットの方にも最適です。もつはコリコリと歯応えがあるので、噛む行動が脳細胞の活性化や、胃腸などの消化器官の負担をやわらげる効果があります。
もつ鍋(1人前)のカロリー消費に必要な運動量は?
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 145分 |
ジョギング | 87分 |
自転車 | 55分 |
ストレッチ | 174分 |
階段登り | 49分 |
掃除機かけ | 125分 |
もつ鍋1人分(388kcal)を消費するのに、必要な運動量を示しています。ウオーキングを2時間半するのは大変ですが、自転車を1時間乗ることでしたら、決して不可能なことではなく、通勤の往復でカバーできてしまうくらいの運動量かもしれません。
もつ鍋にある栄養価と効能は?
ここではもつ鍋の美容に対する効果を紹介します。どんな栄養素を含んでいて、どんな美容の効果があるのでしょうか?
竹本友里恵
管理栄養士
ホルモン系のお肉は消化が早く他の肉より胃に優しいため、腸内環境の乱れを調整し、便秘にも効果があります。また、具材だけでなく調味料も体に良いものが多く、味噌や豆乳など大豆製品がメインです。味噌には多くの乳酸菌が含まれ、腸内を綺麗にする働きがあり、豆乳はホルモンバランスを整えてくれます。トウガラシにはカプサイシンが含まれ、脂肪燃焼効果や血行を促す効果があるので、寒い冬にはオススメしたい料理です。