もつ鍋のカロリーや糖質・脂質は高い?太る?ダイエット向きにカロリーオフする方法など紹介!
【管理栄養士監修】もつ鍋のカロリー・糖質量を知っていますか?高くて太るのでしょうか?今回は、もつ鍋のカロリー・糖質量を他の鍋料理と比較しながら紹介します。もつ鍋のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きのヘルシーな食べ方・レシピも紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
①コラーゲン|美肌効果
もつ鍋に含まれるコラーゲンは美容にとても良いのですが、単体では効果がありません。しかし、もつ鍋にはキャベツやニラが含まれているので、コラーゲンと同時にビタミンCも吸収できます。
この栄養素が、美肌効果にはとても大切で、ビタミンCがアミノ酸に分解されたコラーゲンを再びコラーゲンに合成します。ですから、美肌効果を期待したいのであれば、もつ鍋でビタミンCを摂取して、美肌効果を得ましょう。
②葉酸|胎児の発育
もつ鍋には、葉酸が115.55µg含まれていて、もつ鍋を食べるだけで1日に必要な摂取量の約半分を摂取できます。葉酸は、代謝に関与していて、細胞の再生や分裂を助けます。特に、胎児にとっては大切な栄養素で、妊娠している方は十分に摂取してください。ただ、妊婦の方の1日の摂取量目安は480μgと倍になりますので、こちらを目安に摂取するようにしましょう。(※2)
もつ鍋のダイエット向きのカロリーオフな食べ方は?
もつ鍋はダイエットを行っている人や糖質を制限している人にも優しいメニューですが、どうしたらよりヘルシーに食べることができるでしょうか?
①モツの部位は大腸を選ぶ
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
牛もつ(大腸) | 162kcal | 0g | 13.00g |
牛もつ(小腸) | 287kcal | 0g | 26.10g |
*100gあたり
前述したようにもつ鍋を作るときには、小腸ではなく、大腸を材料として選びましょう。大幅に脂質をカットすることができます。どうしても脂身がほしいのであれば半々にしてみるのはいかがでしょうか?
②締めの炭水化物類を控える
もつ鍋だけを食べるのでしたら、カロリーも糖質も抑えられていてよいのですが、ここでご飯を食べてしまうと、ちょっと話が変わってきます。ご飯一善で269kcal、糖質は58.88gで、もつ鍋と合わせると、657kcal、糖質は74.83gになりますから、一気に数字が上昇します。どうしてもご飯を食べたいときには、控えめにするように努力しましょう。
③野菜の割合を多めにカサ増しする
もし材料を、牛もつは大腸にして、脂質がなくなって腹持ちが悪くなった分を、キャベツ・もやし・ニラ・にんにくの量を割り増しによりカバーすれば、およそ300kcal以内に抑えることができます。また、野菜の量を多くすれば、それだけ多くビタミンCなど野菜由来の栄養成分を摂取できますから、美容・健康効果が大きくなります。
④豚の小腸を使う
カロリー | 糖質 | 脂質 | |
牛もつ(小腸) | 287kcal | 0g | 26.10g |
豚もつ(小腸) | 171kcal | 0g | 11.9g |
*100gあたり
カロリーを抑えたいという視点で立った場合に、牛ではなく豚を使うという方法もあります。同じ小腸でも、豚と牛もつとを比較すると116kcalも低いです。カロリーを抑えた上に、牛もつとは違う味を堪能できます。
もつ鍋をカロリーオフして食べよう
もつ鍋は、ダイエットや糖質カットをしている方に適したメニューです。しかし、さらに一工夫すればもっとヘルシーな食べ物になります。今回取り上げた方法を参考にしてくださいね。