マヌカハニーは効果ないって本当？嘘？食べ続けた結果も口コミで紹介！

近年マヌカハニーが健康に良い食品として注目を集めていますが、効果がないといった意見もあります。マヌカハニーを食べても、本当に効果は現れないのでしょうか。今回はマヌカハニーの効果・効能や効果を感じられない原因に加えて、副作用や食べる時の注意点、実際に食べ続けた人の口コミなどを紹介します。

そもそもマヌカハニーとはどのような食品で、食べるとどのような効果が得られるのでしょうか。マヌカハニーの正体や評価される指標のほか、食べることで期待できる効果・効能について解説します。

マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの花から採れる特殊なはちみつのことを指します。マヌカハニーには、強い殺菌・抗菌作用のあるメチルグリオキサールと呼ばれる成分が含まれているのが特徴です。

ニュージーランドの先住民であるマオリ族は、マヌカの樹皮や幹、葉にあらゆる健康効果があると信じており、古くから薬用として活用していたそうです。1800年ごろに牛の餌としてマヌカハニーの生産が開始されたところ、牛の健康状態が優れていることから様々な研究が行われました。

2006年にはマヌカハニーに殺菌・抗菌作用があることが判明し、健康補助食品として広く活用されるようになりました。欧米やオセアニアにおける医療機関では、高品質のマヌカハニーが医療用として活用されています。（※1）

マヌカハニーは、UMFと呼ばれる指標によって評価されます。UMFはユニークマヌカファクターの略称で、これはマヌカハニーのもつ殺菌・抗菌力を消毒液のフェノール溶液と比較して数値化したものです。

UMFの数値が高いものほど殺菌力が強いことを示し、UMFが10以上のマヌカハニーはほぼ全ての有害菌に対する抗菌作用があることが明らかになっています。この有害菌とは、黄色ブドウ球菌やピロリ菌、ミュースタンス菌、大腸菌などです。（※2）

マヌカハニーは様々な健康効果が期待できる食品ですが、食べ続けても効果を実感できない人がいるのはなぜなのでしょうか。ここではマヌカハニーの効果を感じられない原因や、本物と偽物の見分け方に加えて、取り入れる際の注意点について解説します。

そもそもマヌカハニーは、薬ではないといった認識を持つことが大切です。先述したマヌカハニーの効能は特有の殺菌・抗菌・抗炎症作用によって効果が期待されているもので、薬のように何らかの症状を直接治す作用はありません。マヌカハニーには薬のような即効性はないものの、継続すれば効果を実感しやすくなるでしょう。

マヌカハニーの効果を実感したいなら、品質が保証された本物の正規品を購入することが重要です。マヌカハニーは近年注目を集めているため、普通のはちみつにマヌカの名称を付けられた偽物が高値で出回っています。偽物のマヌカハニーには本物のような効能はないため、効能が実感できない時は使用しているマヌカハニーが本物か偽物かを確認してください。

本物のマヌカハニーには成分分析の証明書が付属されているほか、ラベルにUMFやMGO、MGSなどの殺菌効果を示す指標が表示されています。これらはニュージーランド政府公認の指標で、特定の検査機関によって品質管理が行われた商品にのみ表示されるもののため、本物か偽物かを判断する際の要素になると言えるでしょう。

また、偽物のマヌカハニーは輸入元が曖昧になっていたり、殺菌力を示す指標が明記されていなかったりすることが多いです。このようなマヌカハニーは特有の殺菌・抗菌成分がない偽物である可能性が高いため、選ばないように注意してください。