ナマコは体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎ太るって本当?

ナマコは体に悪いのでしょうか?昔から漢方としても使われている食材ですが、どうなのでしょうか?今回は、ナマコが体に悪いと言われる理由や食べ過ぎのデメリットなど紹介します。ナマコの栄養価と<血圧抑制>など効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ナマコは体に悪いの?
  2. ナマコが体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎは太る?
  3. ①お腹がゆるくなる
  4. ②内臓(このわた)には微生物が多い
  5. ③味付け次第では塩分の取り過ぎになる
  6. ただナマコだけで太ることはない
  7. ナマコは食べるメリットも?栄養価・効能は?
  8. ①アミノ酸
  9. ②コンドロイチン
  10. ③タウリン
  11. ④最近の研究では癌に効果があるとの説も
  12. ナマコは食べ過ぎに注意

ナマコは体に悪いの?

ナマコの内臓の塩辛である、このわたは日本三大珍味の名前を連ねるほど美味しく、ナマコ自体も廃棄部分がない食材として人気が高いです。赤なまこや青なまこ、黒なまこなどの種類がありますが、健康効果も気になるところです。ここでは、ナマコが体に悪いのかについて説明します。

ナマコが体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎは太る?

ナマコは美味しいうえ栄養成分が豊富なので、毎日でも食べたい人もいるでしょう。カロリーも低いので適量であれば、食べ続けても問題はないのかが気になるところです。ここでは、ナマコが体に悪いといわれる理由について説明します。

①お腹がゆるくなる

ナマコを形成しているほとんどが水分なので、食べ過ぎるとお腹がゆるくなることがあります。またナマコにはホロスリンと呼ばれる成分が含まれており、弱い毒性を持っているのです。ナマコを食べ過ぎてホロスリンを摂取し過ぎると、お腹を壊す原因になるので注意が必要といえます。

②内臓(このわた)には微生物が多い

ナマコの内臓(このわた)には微生物が付着していることも多く、それが原因で食あたりになることも珍しくありません。お腹を壊す要因になるので、内臓はしっかり水洗いするのが基本です。さらに内臓を湯引きして完全に微生物を死滅させてから、料理するようにしましょう。

③味付け次第では塩分の取り過ぎになる

ナマコは味付け次第では、食べ過ぎが塩分過多につながるので注意が必要です。特に味付けポン酢を使ってナマコ酢を作ると、塩分が多めになる可能性が高いです。ナマコ酢を作る際にも寿司酢をベースに柚子ぽんを加えて塩をひとつまみ入れる程度にとどめ、柑橘系の風味で食べることをおすすめします。

ただナマコだけで太ることはない

生のナマコ100gあたりのカロリーはわずか23kcalなので、これだけを食べて太ることはありません。しかしナマコを料理する過程で砂糖を多く使ったり、このわたにした内臓をつまみに大量のお酒を飲むと太る原因になるので注意しましょう。(※1)

ナマコは食べるメリットも?栄養価・効能は?

ナマコは栄養成分が豊富に含まれているので、適量を食べる分には健康効果が期待できます。どのような栄養成分が含まれているのかが、気になる人もいるでしょう。ここではナマコを食べるメリットについて、含まれている栄養成分と効果も合わせて説明します。

①アミノ酸

ナマコに含まれているアミノ酸には、以下のような効果があります。

・体力並びに筋力の向上
・脂肪燃焼促進
・疲労回復
・免疫力の向上
・脳の機能を活性化させる
・肌と髪を美しくする
・リラックスできる
・睡眠の改善

中でも注目されているのが、ナマコに含まれるアミノ酸による脳の疲労回復効果です。記憶力を向上させる働きもあるとされています。またナマコは8種類ものアミノ酸を含んでいるので、ホルモンバランスを整えるサポートもしてくれるなど、様々な効果が期待できます。(※2)

②コンドロイチン

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