蕎麦のデメリット・メリットを比較!食べ過ぎは健康・体に悪い?

蕎麦のデメリットを知っていますか?今回は、蕎麦のデメリットや健康・体に悪い影響について紹介します。その他にも、疲労回復や二日酔い予防などの効果、ダイエット・美容などへの蕎麦のメリットも紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 蕎麦にデメリットはある?
  2. 蕎麦のデメリットは?健康・体に悪いことも?
  3. ①消化に時間がかかる
  4. ②体温の低下
  5. ③蕎麦の種類によって栄養素が変わる
  6. 蕎麦のメリットは?
  7. ①ダイエット効果が期待できる
  8. ②疲労回復
  9. ③二日酔い予防
  10. ④美容効果
  11. ⑤生活習慣病を予防
  12. ⑥腸内環境を整える
  13. 蕎麦はデメリット以上にメリットが大きい!

②疲労回復

蕎麦を食べることで、疲労を回復する効果が期待できます。糖質をエネルギーに変える栄養素のビタミンB1が、うどんの2倍以上蕎麦には多く含まれているからです。また、主に脂質をエネルギーに変換するビタミンB2も豊富で、うどんと比べて蕎麦は3倍以上多く含まれています。(※10、11)

③二日酔い予防

飲み会のシメに食べることが多いラーメンですが、二日酔いの予防には蕎麦を強くおすすめします。アルコールの分解に効果的なパントテン酸と、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの分解を働きかける、ナイアシンが蕎麦には含まれているからです。

また、蕎麦に含まれるポリフェノールの一種であるルチンには、毛細血管を強化して血流を改善する効果があります。血液の流れが良くなることで、二日酔いの原因になるアセトアルデヒドの高い血中濃度を下げるため、二日酔いの予防に効果的なのです。

これらの成分が含まれる蕎麦はアルコールの代謝に効果的で、二日酔いの予防や改善に期待できます。しかし飲酒量が多いと、パントテン酸やナイアシンの消費量が増すので過信は禁物です。肝臓などの臓器に負担をかけないように、日ごろから適度な飲酒を心がけましょう。(※12、13、14)

④美容効果

1日1食蕎麦を食べることで、美容効果を期待することができます。食物繊維やビタミンE、ルチンなどの美容に役立つ栄養素や成分が蕎麦には含まれているからです。加えて、腸内環境を整える食物繊維が多く、肌荒れの原因になる便秘の解消に役立ちます。また、腸内環境が整うと効率良く栄養素を消化・吸収できるようになり、体内に老廃物を溜めにくくなります。

さらに蕎麦に含まれるビタミンEは細胞の老化を防ぐ抗酸化作用があるため、老化防止にも効果的です。そしてルチンは毛細血管を強化し、血流を良くする働きがあります。血流が改善されることで、体内の老廃物を効率よく排出できる上に、肌の新陳代謝を活性化させることができるのです。(※15)

⑤生活習慣病を予防

蕎麦を食べると、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果が期待できます。蕎麦に含まれるポリフェノールのルチンには、強い抗酸化作用があり、この作用によって生活習慣病の原因になる活性酸素を無害化することができます。その他にも毛細血管の活性化を促し、血圧や血糖値を安定させるため、血圧が高い人や食べ過ぎに悩んでいる人にも効果的です。

また、ビタミンCと一緒に摂ることでルチンは健康効果をより発揮するので、野菜や果物と合わせて食べるようにしましょう。なお、優れた健康効果を持つルチンですが、ポリフェノールの特性としてこれらの効果は長期間続きません。そのため、生活習慣病の予防には、毎日続けて蕎麦を食べ続けることが大切です。(※16、17)

⑥腸内環境を整える

蕎麦を食べることで腸内環境を整え、免疫力を高めて太りにくい健康的な体を作ることができます。腸内の老廃物の排出を促し、便秘を解消する効果のある食物繊維が蕎麦には多く含まれるからです。また、水溶性食物繊維が豊富な大根や、善玉菌を多く含む納豆やキムチなどの発酵食品と一緒に蕎麦を食べると、さらに高い効果を得られます。

蕎麦はデメリット以上にメリットが大きい!

蕎麦は食べ過ぎや付け合わせに注意することで、デメリットよりもメリットを多く得られます。また、生活習慣病の予防やダイエットなどの効果を得るには、無理のない範囲で蕎麦を食べ続けることが大切です。蕎麦のデメリットとメリットを理解して、健康効果に優れた蕎麦を継続して食べましょう。

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