食品添加物のメリット・デメリットを比較!安全性や使用する問題点を紹介!

食品添加物のデメリットを知っていますか?安全性に問題があるイメージですが実際はどうなのでしょうか?今回は、食品添加物を使用するデメリット・問題点やメリット・利点を比較して紹介します。食品添加物の安全性や問題事例も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 食品添加物はデメリット・問題点が多い?
  2. そもそも食品添加物とは
  3. 食品添加物を使うデメリット・問題点は?発がん性も?
  4. ①栄養素の過剰摂取につながる
  5. ②健康被害など安全性が疑われている
  6. ③人々の味覚が変わりかねない
  7. 食品添加物を使うメリット・利点は?どんな働きをする?
  8. ①味付けや加工が容易になる
  9. ②食品の発色が良くなる
  10. ③保存期間が伸びる
  11. ④食品の栄養バランスを補う
  12. ⑤品質が安定する
  13. 食品添加物の安全性は向上している?
  14. ①メーカーによる情報開示が進んでいる
  15. ②天然由来の添加物が増加傾向
  16. ③一方では問題事例も起きている
  17. 食品添加物はデメリットばかりではない

食品添加物はデメリット・問題点が多い?

食品添加物にはあまり良いイメージがなく、デメリットや問題点が多いのではと考えている人も多いことでしょう。しかし、このイメージは本当なのでしょうか。ここでは、食品添加物とはそもそもどういったものなのかを紹介していきます。

そもそも食品添加物とは

厚生労働省によると、食品添加物は下記の通りに定義されています。

食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
厚生労働省は、食品添加物の安全性について食品安全委員会による評価を受け、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や、使用の基準を定めたうえで、使用を認めています。

食品添加物とは食品を製造・加工する際に添加されるものを指します。色をつける着色料、保存期間を伸ばすための保存料などがあり、私たちが普段購入している食べ物や飲み物の多くにこの食品添加物は使用されています。

食品添加物という言葉を聞くと近代において使用されるようになったものと思われがちですが、日本では古くから使われているものもあるのです。豆腐を固める際に使われる「にがり」も食品添加物のひとつなので、案外古くから慣れ親しんでいるものもあります。

食品添加物を使うデメリット・問題点は?発がん性も?

食品添加物について説明してきましたが、使った場合のデメリットはあるのでしょうか。近年では発がん性も疑われることがあるようです。ここでは、食品添加物を使うデメリットや問題点、発がん性はどうなのかといったことを紹介していきます。

①栄養素の過剰摂取につながる

1つ目の問題点は、栄養素の過剰摂取につながることです。食品添加物は味に影響を与えるものもあるため、知らないうちに栄養素の過剰摂取につながることがあります。特に気を付けたいのは、糖分・脂質・塩分です。食品添加物があることで、美味しくてついつい食べ過ぎてしまうこともありますが注意が必要です。

②健康被害など安全性が疑われている

2つ目の問題点は、健康被害など安全性が疑われていることです。特に最近では発がん性があるといわれていますが、厚生労働省の規格や基準の中では安全であると発表されています。多量に食べ続けることで健康被害が出る恐れはあるのですが、はっきりとしたデータは出ていません。

しかし、日本製のものは厚生労働省が指定した食品添加物でないと使用できませんが、海外では制度の違いから日本では使われていない添加物が入っていることがあります。なので、輸入されたものを食べる際には商品表示をよく見てみるのもいいかもしれません。

③人々の味覚が変わりかねない

3つ目の問題点は、人々の味覚が変わりかねないことです。これは加工食品の保存料や着色料などに使用されている、リン酸塩、ポリリン酸、フィチン酸などの過剰摂取による亜鉛の吸収阻害によるものが考えられます。

亜鉛が不足すると味覚障害につながり、味が薄く感じたり、本来とは違う味に感じたりすることがあります。食品添加物によって食が豊かになる反面、こうした危険が潜んでいることも覚えておきましょう。

食品添加物を使うメリット・利点は?どんな働きをする?

食品添加物の中には以下のような保存料があります。

・ソルビン酸
・安息香酸
・プロピオン酸


ここで挙げたものは保存料の代表例で、食品表示で目にすることあることも多いでしょう。これらの食品添加物がなかったら、食品の賞味期限が短くなり保存が難しくなります。デメリットのイメージが先行しがちな食品添加物ですが、メリットも多く存在します。ここでは、食品添加物を使うメリットや利点、どんな働きをするかを紹介していきます。

①味付けや加工が容易になる

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