チーズケーキのカロリー・糖質を種類別に!太りにくい食べ方など紹介!
【管理栄養士監修】チーズケーキのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、チーズケーキのカロリー・糖質量を〈レアチーズ・ベイクド・スフレ・ニューヨーク〉など種類別に比較しながら紹介します。チーズケーキのカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。
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チーズケーキのカロリー・糖質は?
濃厚な甘みが特徴のチーズケーキは種類も豊富で、人気のあるケーキのひとつです。チーズケーキと言えばどれもカロリーや糖質が高く、ダイエット中や糖質制限中には控えたいイメージがありますが、実際に、チーズケーキのカロリー・糖質量はどれくらいなのでしょうか。
※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
チーズケーキ(1切れ)のカロリー・糖質量を【種類別】に比較
カロリー | 糖質 | 脂質 | 1日のカロリー摂取量に占める割合 | |
レアチーズケーキ | 348kcal | 16.7g | 28.5g | 16% |
ベイクドチーズケーキ | 315kcal | 16.8g | 24.4g | 14% |
スフレチーズケーキ | 252kcal | 15.3g | 17.6g | 11% |
ニューヨークチーズケーキ | 315kcal | 16.8g | 24.4g | 14% |
バスクチーズケーキ | 226kcal | 19.0g | 14.0g | 10% |
同じチーズケーキといってもその種類によってカロリー・糖質量・脂質量に大きな差があることが分かります。1切れあたりのカロリーでは一番高いレアチーズケーキと一番低いバスクチーズケーキとでは120kcalもの違いがあります。一方、糖質量はバスクチーズケーキが最も高い結果でしたが、小麦粉の使用量が少ない分、他のケーキより全体的に低糖質と言えます。
また、チーズケーキは乳製品の使用量が多いので、脂質はどれも高めですが、これも種類の違いによって差が大きいです。家で作る時などは、ホールで出来上がるので食べる量には特に注意が必要です。それぞれのカロリーなどの特徴をチェックし、糖質・脂質量などにも気をつけてチーズケーキを食べるようにしましょう。
竹本友里恵
管理栄養士
チーズケーキには2種類の作り方があり、固めるときにオーブンで焼くか冷蔵庫で冷やすかで分けられます。焼いた方をベイクドチーズケーキと呼び、もう片方はクリームチーズやゼラチンを入て作り、レアチーズケーキと呼びます。チーズケーキは糖質の量が他のケーキ類と比較しても少なめですが、カロリーや脂質は高いです。しかし、チーズに含まれるビタミンB2は脂肪を燃焼する作用があるので、夜以外の時間帯に食べると太りにくいです。
レアチーズケーキ(1個)のカロリー消費に必要な運動量
運動方法 | 時間 |
ウォーキング | 130分 |
ジョギング | 78分 |
自転車 | 49分 |
ストレッチ | 156分 |
階段登り | 44分 |
掃除機かけ | 112分 |
上記はレアチーズケーキ1切れのカロリー348kcalを消費するものとして計算しています。チーズケーキの中でもカロリーが最も高いレアチーズケーキですが、運動でカロリーを消費するためには、2時間以上のウォーキングや1時間20分ほどのジョギングを続けなければいけません。チーズケーキをダイエット中に間食で食べるのは避けた方が良いでしょう。
チーズケーキ(100g)の【店・商品別】のカロリーは?
商品名(店名) | カロリー |
デンマーククリームチーズケーキ(モロゾフ) | 370kcal |
ドゥーブルフロマージュ(ルタオ) | 344kcal |
バスクチーズケーキ(セブンイレブン) | 338kcal(1個) |
トリプルチーズタルト(コストコ) | 333kcal |
ふわふわスフレチーズケーキ(シャトレーゼ) | 291kcal(1個) |
ベイクドチーズケーキ(ガスト) | 269kcal(1食) |
バスチーーバスク風チーズケーキ-(ローソン) | 244kca(1個) |
濃厚チーズケーキ(はま寿司) | 241kcal(1皿) |
チーズスフレ(銀座コージーコーナー) | 235kcal |
パブロminiプレーン(パブロ) | 181kcal(1個) |
最近は専門店からコンビニまで多くのチーズケーキが販売されています。チーズケーキの種類も様々ですが、同じ種類のものでも販売店によってカロリーは大きく異なるようです。特にケーキ専門店でホールで売られているようなものは、味わいが濃厚で複雑な分、カロリーが高い傾向にあります。
スイーツチェーン店やコンビニなどで個包装されているものや、ファミレスのメニューに載っているものは、カロリーや糖質の表記がある場合もあるので、購入前に確認しておくと良いでしょう。残念ながら公式サイトに糖質量は明記されていませんでしたが、最近はチーズを多く使った柔らかいものが多い傾向にあるので、糖質は全体的に低めと考えられます。
竹本友里恵
管理栄養士
チーズケーキで使用するチーズは、生乳のタンパク質を凝固させて水分を絞って作成します。100gのチーズを作るのに必要な牛乳は1000mlもあり、10倍の栄養素をギュッと濃縮しているのです。チーズの20〜30%を占めるタンパク質は体に必要なアミノ酸をバランス良く含み、これらは肝機能改善や治療を助けるとも言われています。また、鉄分と結合することでリンパ球が活性化して、癌細胞の増殖を抑制します。チーズの割合が高いチーズケーキの方が、脂質やカロリーの心配はありますが、栄養面でも良いことはたくさんあります。
チーズケーキの太りにくい食べ方は?
ケーキの中では比較的低糖質と言っても高カロリー・高脂質なためダイエット中には控えたいチーズケーキですが、どうしても食べたくなった時はどのような点に注意すれば良いか紹介していきます。
①夜に食べない
夜中に食べると太りやすいとよく聞きますが、食べてすぐ寝るとエネルギーが消費されないこと以外にも科学的な理由があります。体内に存在するBMAL-1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質が夜に食べると太るメカニズムの原因です。BMAL-1は体内時計のはたらきを担い、その量が増加するほど脂肪が蓄積しやすい、つまり太りやすくなるとされています。
1日の中で最もBMAL-1の量が少ないのが午後2時、逆に最も多いのが午前2時頃とされているため、夜遅い時間ほど体は脂肪を貯めやすい状況になっていると言えます。午後2時の分泌量と比較すると約20倍にもなっているようです。寝る3時間前には食事を終えた方が良いと言われていますが、単純に食べる時間には気を付けなければなりません。(※2)