パンガシウスが体に悪いと言われる理由は?妊娠中は避けるべき?

パンガシウスが体に悪いと言われている理由を知っていますか?最近コストコや業務スーパーで見かけますよね。今回は、パンガシウスが体に悪いと言われている理由や妊娠中に食べるのはどうかなどを紹介します。パンガシウスの栄養素も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. パンガシウスは体に悪いって本当?
  2. そもそもパンガシウスとは?
  3. パンガシウスが体に悪いと言われる理由は?
  4. ①パンガシウスに高濃度の水銀の可能性
  5. ②パンガシウスのエサに化学添加物が使われている
  6. ちなみにパンガシウス以外にも気を付けるべき魚はある
  7. パンガシウスを食べる時の注意点はある?
  8. ①妊娠中は特に食べる量に気をつけよう
  9. ②切り身での購入はなるべく避けよう
  10. パンガシウスは食べ過ぎなければ体に悪いわけではない

①妊娠中は特に食べる量に気をつけよう

特に妊娠中の人は、パンガシウスを食べる量に注意する必要があります。厚生労働省は、妊婦が水銀を保有する魚介類を食べ過ぎた場合のデメリットについて、以下のように述べています。

お魚(クジラ・イルカを含む)の一部には、自然界に存在する水銀が食物連鎖(しょくもつれんさ)によって、お魚を通して取り込まれているものがあります。このため、この水銀が、お魚などを極端にたくさん食べるなどのかたよった食べ方によって、おなかの中の赤ちゃんの発育に影響を与える可能性がこれまでの研究から指摘されています。

成人の場合、水銀濃度が高い魚介類を食べる量は週に100gから200g以内に抑えるのが理想ですが、妊娠中の人は週に50gから100g以下の範囲内で食べるように心がけましょう。妊娠中の人だけでなく、幼児や妊娠を希望している人に対しても同様の摂取量が推奨されているため、注意してください。

妊娠中の人が水銀を多く保有する魚介類を食べ続けた場合、胎児の音に対する反応が鈍くなる可能性があります。母体が水銀を摂取すると胎盤を通して胎児へ送られますが、胎盤が成形されるのは妊娠4ヶ月ごろのため、妊娠を確認した時点で水銀の摂取に注意すれば問題ないと言われています。

②切り身での購入はなるべく避けよう

パンガシウスの切り身での購入は、なるべく避けてください。パンガシウスなどの魚の切り身には、加工の段階で特殊な化合物が注入されることがあります。また、魚の切り身から、好気性微生物や大腸菌などが検出された事例もあります。そのため、パンガシウスを購入する際には、切り身ではなく枝肉または柵を選ぶとよいでしょう。

パンガシウスは食べ過ぎなければ体に悪いわけではない

パンガシウスは淡白でしっとりとした食感が美味しい白身魚で、コストコなどの身近なスーパーで手軽に購入することができます。パンガシウスは水銀の保有量が高いうえに化学添加物が含まれた餌で養殖されているため、食べ過ぎると体に害を及ぼす危険性のある魚です。パンガシウスを食べ過ぎなければ体に悪いわけではないので、適量を守って美味しく食べましょう。

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