もつ鍋が体に悪いとされる理由は?ホルモンの脂が危険?健康的な食べ方も紹介!
もつ鍋は体に悪いのでしょうか?ホルモンの脂質などが気になりますよね。今回は、もつ鍋の食べ過ぎた場合の<太る・プリン体&塩分の取り過ぎ>などのデメリットを、健康的な食べ方とともに紹介します。もつ鍋の健康効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
もつ鍋を食べるときはたっぷりの野菜を入れることで、かさ増しされて少ない量のホルモンでも満足しやすくなります。その中でも、カリウムを含んだ野菜を入れるのがおすすめです。
・大根
・白菜
・キャベツ
・ニラ
これらはどれもカリウムが豊富なもつ鍋に入れることで、美味しく食べられる野菜です。カリウムは体内に入ったナトリウムを、一緒に外に排出する性質を持っています。かさましのほかに、むくみを解消してくれる効果もあるので一石二鳥です。特に大根は根菜類で体を温める効果もあるため、冬のもつ鍋にはぜひ入れてみてください。(※5、6)
②スープは全部飲まない
もつ鍋のスープは飲むことでさまざまな体に悪い影響があるため、すべて飲まないようにしましょう。もつ鍋のスープは塩分が多く含まれており、むくみや高血圧の原因となるうえ、ホルモンに含まれる脂も多く溶け込んでいます。脂質も余分に摂ることになるため、できるだけスープは取り除いて食べるようにしてください。
③締めのご飯・麺類は控える
鍋料理を行うと、楽しみとして締めを挙げる場合があるかもしれませんが、できるだけ締めのご飯や麺類は控えるようにしましょう。ご飯や麺類にスープが絡んで塩分過多や脂質の摂りすぎとなるうえ、糖質によってさらにカロリーが多くなることから、体に悪い影響となります。
もつ鍋は食べ過ぎなければ健康効果も?栄養豊富?
体に悪いと言われることもあるもつ鍋も栄養素が含まれており、食べ過ぎなければ健康に良い効果ももたらしてくれます。いくつか栄養素とその効果を紹介していくので、気になるものがあればもつ鍋を上手く取り入れていきましょう。
①疲労回復
もつにはビタミンB1が含まれており、疲労回復効果が得られます。ビタミンB1は、炭水化物を分解してエネルギーサイクルに取り込む働きがあるため、運動後や疲れているときにはぜひもつ鍋を食べてください。もつ鍋はにんにくを使うことが多いためスタミナが付くことから、元気になりたい時にはおすすめの料理です。(※7)
②皮膚・粘膜が丈夫に
ホルモンの中にはビタミンAが豊富に含まれており、皮膚や粘膜を丈夫にする効果があります。さらに、もつ鍋に入れることの多い人参などの緑黄色野菜には、植物性のビタミンAが入っているため、普段の生活で不足しがちなビタミンAがたっぷり摂ることができます。
ビタミンAは脂溶性の栄養であるため、脂質の多いもつ鍋で食べることで効率的にビタミンAを体に取り込めるのがメリットです。ただし、妊娠中は動物性ビタミンAは胎児に影響が出るほか、脂質が多く体重が増えやすくなるので、食べすぎには注意しましょう。(※8)
③免疫力UP・貧血予防
もつ鍋には鉄分や亜鉛などのミネラルや、必須アミノ酸が豊富に含まれており、免疫力の向上や貧血予防に効果的です。特にもつ鍋が美味しくなる季節は、体調を崩しやすくなるのでおすすめです。実際にもつ鍋で有名な福岡では、風邪をひいたらもつ鍋と言うほど、免疫力の向上にもつ鍋が定着しています。
にんにくのスタミナや疲労回復に効果的なビタミンB1も一緒に摂れるので、早い段階で風邪が治りやすくなります。(※9、10)
④美肌効果
プルプルとした食感のもつですが、コラーゲンが含まれていることでそのような食感となります。コラーゲンは美肌や美しい髪を作るのに欠かせない栄養素のため、もつ鍋は女性にも人気の料理です。さらにもつ鍋はアミノ酸も豊富であるため、肌の保湿力が向上し、アンチエイジングにも一役買ってくれます。
もつだけ食べるより、ビタミンCを一緒に摂取することでより効果的なので、ぜひ野菜もたっぷり取ってください。(※11、12)
もつ鍋の食べ過ぎには注意
もつ鍋に限ったことではありませんが、どんなに健康に良い食べ物でも食べ過ぎれば体に悪い影響を及ぼします。もつ鍋は脂質が多くさまざまなリスクがあるようですが、上手に美味しく食べて栄養を取り入れていきましょう。