インスタント味噌汁の飲み過ぎは体に悪い?毎日はNG?健康的な飲み方を紹介!
インスタント味噌汁の飲み過ぎは体に悪い・危ないと言われている理由を知っていますか?今回は、インスタント味噌汁の飲み過ぎが健康・体に悪い理由を〈下痢・むくみ〉など症状とともに紹介します。インスタント味噌汁の飲み過ぎで塩分過多にならない1日の摂取量の目安や、〈減塩・無添加〉などおすすめ商品も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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インスタント味噌汁の飲み過ぎは体に悪いって本当?毎日は危ない?
忙しい時間帯の食事や、会社でのランチのお供など、インスタント味噌汁は便利な一品です。簡単に用意ができて、しかもお味噌汁は体に良い印象があります。しかし、毎日飲み続けることや、一日に何杯も飲むことには少し注意が必要なようです。
インスタント味噌汁の飲み過ぎが健康・体に悪いと言われる理由は?
では、具体的にはインスタント味噌汁にはどういった問題点があるのでしょうか。インスタント味噌汁は、塩分が多く含まれている可能性があります。以下で、スーパーやコンビニで目にする商品の塩分量を見ていきましょう。
①塩分が豊富に含まれている
1杯あたり | 塩分量 | |
あさげ(生みそタイプ) | 29kcal | 2.0g |
ゆうげ(生みそタイプ) | 30kcal | 2.0g |
料亭の味(わかめ) | 32kcal | 1.9g |
セブンプレミアム(カップみそ汁とうふわかめ) | 53kcal | 2.0g |
上の表は手軽に買いやすいインスタント味噌汁の塩分量です。違いはさほどなく、一食あたり約2.0g前後の塩分が含まれているようです。日本高血圧学会の推奨の塩分の量は「1日6g未満」です。つまり、一食のインスタント味噌汁で1日の1/3の量を摂取していることになります。
当然ほかの食事にも塩分が含まれているので、毎日インスタント味噌汁を飲んでいると、かなりの塩分量になります。ところで、塩分の取りすぎにはどういった症状があるのでしょうか。
・のどの渇き
・むくみ
・下痢
・高血圧
塩分が多く含まれた濃い味の料理を食べた後は多量の水を飲みたくなるほど、のどの渇きを感じることがあります。塩の成分であるナトリウムは、体の水分量を調整する役割がありますが、塩分の過剰摂取でバランスが崩れてしまいます。
また、塩分を排泄する機能である腎臓にも負担をかけむくみが生じます。加えて、体内のナトリウム濃度が高い場合は下痢や嘔吐などの症状が生じる場合があります。塩分は刺激物でもあるということも意識して良いかもしれません。(※1、2)
高血圧の治療においては食塩制限が重要で,日本高血圧学会は1日6g未満を推奨しています。
②添加物が含まれている可能性
健康的なイメージがある味噌ですが、商品によっては化学調味料が使われているものもあるようです。種類によっては、過剰摂取をすると健康を害するという報告もありますので、気になる人は原材料をチェックしてみるのも良いでしょう。
インスタント味噌汁の飲み過ぎによる塩分過多への対策は?1日何杯まで?
インスタント味噌汁を飲む際には、塩分や添加物に注意が必要ということがわかりました。では毎日飲むにはどのくらいが適量でしょうか。また塩分過多への対策方法もいくつか紹介します。
①インスタントの味噌汁の適量は1日1杯まで
毎日飲むのであれば、やはり1日1杯までが適量です。難しいようであれば、ほかの食事で、塩分控えめのおかずを組み合わせてみると良いでしょう。
②使用する液体味噌の量を減らす
これは簡単にできそうな方法です。お味噌の量が減ることで、自然と塩分量も減らすことができます。どうしても、毎日や1日に何度もインスタント味噌汁を飲みたい時などは、自分の好みで加減して楽しみましょう。