黒ゴマを食べ続けた結果｜白髪や肝臓に効果あり？大量摂取の危険性も紹介！

赤飯や大学芋など料理の仕上げやアクセントとして使うことの多い黒ゴマですが、毎日食べたらどのような効果があるのでしょうか。ゴマは身体に良いとされていますが、食べる量や食べ続けた結果について詳しく紹介します。

黒ゴマを実際に毎日食べている人のなかには、薬を使わずに便秘が解消した人もいます。一方で、健康効果を期待して黒ゴマを毎日食べた結果、量を間違えて肌にニキビができた人もいるようです。黒ゴマを食べたことで得られる効果には個人差が大きく、食べ方によっても左右されると考えられます。

ゴマには、白・黒・金と皮の色によって3種類ありますが、黒ゴマはその中でも皮の色が濃く香りが強いのが特徴です。そんな黒ゴマを食べ続けた結果、どのような健康効果が現れるのかについて、含まれる栄養素と共に紹介します。

黒ゴマに含まれているセサミンやアントシアニン・ビタミンEには抗酸化作用があり、これらの栄養成分には動脈硬化を防ぐ効果があります。また、黒ゴマにはリノール酸・オレイン酸など、血栓の抑制や血圧の低下・動脈硬化の予防に役立つ不飽和脂肪酸も多く含まれています。

黒ごまに含まれるセサミンにはアルコール分解を促進させる働きがあるため、肝臓の機能を助ける効果が期待出来ます。セサミンは、コーヒーや緑茶、チョコレートなどポリフェノールを含む飲み物や食材とともにに摂るとより効果的なので、飲み過ぎた日は朝食に取り入れてみましょう。

黒ゴマには食物繊維が豊富に含まれており、そのほとんどが不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維は、水分を吸収することで膨らみ便のカサを増やす働きがあり、それにより腸内が刺激され便秘解消に効果があります。また、黒ゴマを摂取することで善玉菌を増やして腸内環境を整えることが出来るため、適量を摂取すれば便秘対策に効果的です。

黒ゴマに含まれるポリフェノールの一種であるセサミンやアントシアニンには、アンチエイジングや美肌効果があります。これらの成分は、身体を酸化させて内臓や血管・肌のシワやたるみなど見た目の老化の原因になる活性酸素の発生や働きを抑制する効果があります。

また、黒ゴマに含まれるビタミンEにも強い抗酸化作用があるため、シミやたるみの予防など美肌効果やアンチエイジング効果も期待出来ます。

黒ゴマに含まれるセサミンには、健康に良いだけでなくメラニン色素細胞の機能を正常に保つ効果があるため、黒ゴマを適量食べ続けることで白髪予防をすることが出来ます。また、ビタミンB群やビタミンEなど代謝や血流を良くするビタミン類の効果により、育毛効果も期待出来きます。