黒ゴマを食べ続けた結果｜白髪や肝臓に効果あり？大量摂取の危険性も紹介！

栄養豊富な黒ゴマですが、毎日習慣的に食べ続けるのであれば、1日の摂取目安の適量は大さじ1〜2杯程度とされています。これは大体20g程度で、いりゴマ・すりゴマ・練りゴマであってもそれ以上食べると含まれる脂質や食物繊維によるデメリットがあるため、気をつけてください。

黒ゴマは、すりゴマ・いりゴマ・練りゴマなどにして食べるようにして食べるのがおすすめです。その理由は、黒ゴマの皮は硬いうえに粒が小さいことから歯で噛み砕くのは難しく、そのまま食べても消化されにくく栄養成分を吸収することが出来ないためです。

脂質の多い黒ゴマは活動量の少なくなる夕食で摂るよりも、朝食・昼食のタイミングで食べることで、脂肪として蓄積されるデメリットを予防できます。脂質が多いと腹持ちも良くなるため、空腹を感じにくくして間食や食べ過ぎ防止に繋がり、ダイエットのサポートとしてもおすすめです。

黒ゴマに含まれているカルシウムは、ビタミンCやビタミンDを多く含む食品と組み合わせることで吸収が良くなります。ビタミンCはフルーツやブロッコリー・ピーマンなどの緑黄色野菜に、ビタミンDはキノコ類や鮭・サバ・マグロなどに多く含まれるため、料理をするときに意識してみましょう。

黒ゴマの香りや旨味を長持ちさせるためには、開封後密閉出来る容器に入れて冷暗所に保管して、1か月以内で使い切るようにしましょう。油分の多い黒ゴマは、一度開封すると酸化しやすく風味が落ちてしまうだけでなく、ダニなどが入り込む危険もあります。

ゴマ用のミルを使ってその日に食べる量をすり潰すと、ゴマが酸化しにくくなるうえに香りも良くなるのでおすすめです。

市販の黒ゴマペーストには、砂糖や食品添加物が多く含まれているものがありますが、毎日摂取するなら無添加の商品を選ぶようにしましょう。砂糖ではなく、ハチミツで甘みをつけたものを選ぶと、甘さを保ちながらカロリーを控えることができます。さらにハチミツのビタミンやミネラルも同時に摂れるため、美容や健康を意識した人におすすめです。

黒ゴマと言えば、赤飯や大学芋のトッピングやゴマ和え程度しか思い浮かばない人もいます。ここでは、毎日黒ゴマを健康的に食べ続けるための、簡単で美味しいレシピを紹介します。

毎日習慣的に適量の黒ゴマを摂取するのにおすすめなのが、自家製の黒ゴマドレッシングです。市販のすりゴマで簡単に作ることも出来ますが、自分で煎った後すってから使うことで香り良く仕上がります。生野菜のサラダだけでなく、温野菜、豚しゃぶ、カルパッチョなど使い道も豊富です。