マンゴーは体に悪い?食べ過ぎは下痢・ニキビの原因に?1日の摂取量など紹介!
マンゴーが体に悪いと言われている理由を知っていますか?今回は、〈下痢・体を冷やす・アレルギー・ニキビ〉などマンゴーが体に悪いと言われている理由や食べ過ぎのデメリットを紹介します。マンゴーの体に悪くない食べ方・摂取量や、体にいい効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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マンゴーは体に悪いって本当?食べ過ぎNG?
主に南国で栽培されるマンゴーは、柔らかく濃厚な甘みが美味しい果物です。マンゴーは体に悪いといった説がありますが、本当なのでしょうか。マンゴーの食べ過ぎは問題ないのかどうかも、気になるところです。今回は、マンゴーが体に悪いと言われる理由や1日の摂取量の目安に加えて、体に良い効能などを解説します。
マンゴーが体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎるデメリットは?
マンゴーが体に悪いと言われるのは、なぜなのでしょうか。ここでは、マンゴーを食べた時に起こりうる症状や、食べ過ぎた時のデメリットについて解説します。
①消化不良などで下痢・腹痛になる
マンゴーを食べ過ぎると、消化不良などを起こして下痢や腹痛の症状が現れることがあります。発酵性のオリゴ糖や二糖類、単糖類など、小腸で消化されず大腸内で発酵を起こす糖質のことをFODMAPと呼びます。マンゴーはFODMAPを含むため、食べると下痢や腹痛、便秘などを発症しやすい果物です。
また、マンゴーに含まれる水溶性食物繊維は、摂り過ぎると便が過剰に柔らかくなり下痢や軟便、腹痛の原因となる成分です。さらにマンゴーには体温を下げる作用があるため、食べ過ぎると腸が冷えて下痢を発症しやすくなります。(※1、2、3)
②糖分が多く太りやすい
マンゴーは糖分が多く含まれているため、太りやすい果物です。マンゴーの濃厚な甘みは果糖に由来するもので、日本食品データベースによると100gあたり15.6gもの糖質が含まれています。甘味が強いバナナは100gにつき21.4gの糖質が含まれており、マンゴーの糖質が果物の中でも高いことが分かります。
果糖が多く含まれる高糖質なマンゴーを食べ過ぎると正常な脂質の代謝が行われず、肥満や脂肪肝などの原因に繋がるため、ダイエット中は特に注意してください。(※4、5)
③アレルギー反応を起こすことがある
マンゴーを少量食べた場合であっても、以下のようなアレルギー反応を起こすことがあります。
・唇や口内、喉の痒み
・唇や口内、目の周りの腫れ
マンゴーの皮を剥いたり食べたりして数分から2日程度経過したころに、上記のようなアレルギー反応が現れる場合があります。また、頬や手指、耳に水泡や丘疹が出るほか、前胸部や頸部に至るまで症状が出る人もおり、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるので注意が必要です。
また、ゴム製品にアレルギーをもつ人がマンゴーを食べた場合、ラテックスフルーツ症候群と呼ばれるアレルギー反応が起こる可能性もあります。(※6)
④ニキビができやすくなる
マンゴーを食べ過ぎると体に悪いと言われる理由のひとつに、ニキビができやすくなることが挙げられます。マンゴーは下痢や腹痛などを引き起こしやすい果物のため、食べた後に腸内環境が悪化する恐れがあります。その結果、肌細胞の生まれ変わりが正常に行われずニキビができやすくなるため、肌トラブルに悩んでいる人はマンゴーを食べる量に注意が必要です。
⑤体を冷やすことがある
マンゴーなどの南国産の果物は体温を下げる作用をもつため、マンゴーを食べた後に体の冷えを感じる人もいます。夏に火照った体を冷やすことを目的として食べるのはよいですが、生理中の女性や冷え性体質の人、妊婦などはマンゴーを食べ過ぎないように注意してください。
マンゴーの体に悪くない食べ方は?1日の摂取量はどれくらい?
マンゴーは、どのくらいであれば食べても問題ないのでしょうか。ここでは、マンゴーの健康的な食べ方と、食べ過ぎにならない1日の摂取量の目安について解説します。