マンゴーは体に悪い?食べ過ぎは下痢・ニキビの原因に?1日の摂取量など紹介!

マンゴーが体に悪いと言われている理由を知っていますか?今回は、〈下痢・体を冷やす・アレルギー・ニキビ〉などマンゴーが体に悪いと言われている理由や食べ過ぎのデメリットを紹介します。マンゴーの体に悪くない食べ方・摂取量や、体にいい効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. マンゴーは体に悪いって本当?食べ過ぎNG?
  2. マンゴーが体に悪いと言われる理由は?食べ過ぎるデメリットは?
  3. ①消化不良などで下痢・腹痛になる
  4. ②糖分が多く太りやすい
  5. ③アレルギー反応を起こすことがある
  6. ④ニキビができやすくなる
  7. ⑤体を冷やすことがある
  8. マンゴーの体に悪くない食べ方は?1日の摂取量はどれくらい?
  9. ①1日の摂取量の目安は1個まで
  10. ②夜にマンゴーを食べるのは控え15時ごろ食べよう
  11. マンゴーは体に悪いだけではない?栄養や体にいい効果・効能は?
  12. マンゴーは食べ過ぎなければ体に悪いわけではない

マンゴーを食べる量は、1日に1個までに留めるように心がけてください。公益財団法人長寿科学振興財団によると、1日における果物の摂取量の目安は以下の通りです。

果物はビタミンCやカリウム、食物繊維、水分が補えますが、摂り過ぎると糖分も摂り過ぎてしまいます。果物の目標摂取量は1日200gとされているので、2つ(SV)が適量です。

マンゴーは果物の中でも果糖の含有量が多く、カロリーや糖質が高いのが特徴です。果物の摂取量は1日に200g以内に抑えることが推奨されていますが、マンゴーのカロリーや糖質を踏まえると、1日に100gから150g程度の範囲で食べるのがおすすめです。小ぶりのマンゴーの場合は2/3から1個程度、大きいサイズのマンゴーであれば半分程度を目安としてください。

ただし、砂糖が添加されたドライマンゴーは高FODMAPの食品であるうえに生のマンゴーよりもカロリーや糖質が高いため、1日に2枚から3枚程度に抑えるのが理想です。

②夜にマンゴーを食べるのは控え15時ごろ食べよう

マンゴーを夜に食べるのは控えて、15時ごろに食べるように心がけてください。人間の体に存在するBMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質には、体に脂肪を蓄えたり体脂肪の分解を阻害したりする働きがあります。

BMAL1は22時から深夜2時の時間帯に活発化し、昼の15時に不活発化するのが特徴です。そのため、BMAL1の働きが弱くなる15時ごろにマンゴーを食べると、太りにくくなるでしょう。(※7)

マンゴーは体に悪いだけではない?栄養や体にいい効果・効能は?

マンゴーには以下のような栄養素が含まれているため、適量を食べると様々な健康効果が期待できます。

・食物繊維
・ビタミンA
・ビタミンC
・葉酸
・カリウム
・リン
・マグネシウム

マンゴーは不溶性と水溶性の食物繊維がバランスよく含まれているほか、カリウムやリン、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミン群も豊富です。不溶性食物繊維は便の量を増やして蠕動運動を活発化させ、水溶性食物繊維は便を柔らかくする働きがあり、2つの成分による相乗効果でより高い便秘の解消効果が期待できます。

ビタミンAは皮膚や目の粘膜を正常に保つほか抵抗力を強化する働きがあり、抗酸化作用をもつビタミンCは美肌効果やがん、動脈硬化などの病気の予防に役立つ栄養素です。葉酸はタンパク質や細胞の形成を促すため、胎児の発育に必要な成分として、妊婦は積極的に摂ることを推奨されています。

カリウムは体内の余分な水分を排出してむくみを解消し、リンは歯や骨を形成するために重要な成分です。マグネシウムには、カルシウムとともに作用して筋肉の収縮や血圧の調節をする役割があります。(※8、9、10、11、12)

(*マンゴーの栄養と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

マンゴーの栄養素と効能は?成分を増幅させる食べ方や食べ過ぎの注意点など紹介!

マンゴーは食べ過ぎなければ体に悪いわけではない

マンゴーはとろけるような口当たりが美味しく、夏に人気の果物です。マンゴーは果糖が多いうえに消化に悪い高FODMAPの食品のため、体に悪いと言われることがあります。しかし、マンゴーは栄養価が高く、食べ過ぎなければ美容や健康などの効能が期待できます。マンゴーは食べ過ぎなければ体に悪いわけではないので、適量を食べて健康的な体を目指しましょう。

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