あずきバーは体に悪いって本当?嘘?栄養価・成分などから徹底調査!
あずきバーが体に悪いというのは本当なのでしょうか? 今回は、あずきバーが体に悪いのかやダイエットに不向きで太るのかを〈カロリー&糖質・添加物の有無・食物繊維など栄養成分〉の観点から紹介します。あずきバーの体に悪くない食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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あずきバーは体に悪いって本当?
あずきバーは、小豆をメインにした食品会社、井村屋の主力として発売当初から人気のあるアイスです。美味しさからついたくさん食べたくなりますが、健康に良くないという話もあります。ここではあずきバーが体に悪いのか、どう食べるのがいいのか説明します。
あずきバーは食べ過ぎなければ体に悪いわけではない!
あずきバーは美味しいためつい何本も食べてしまって体に悪い、または太るのではないかと考えてしまいます。しかし、食べ過ぎなければ体に悪いわけではありません。ここではあずきバーの栄養成分について、健康面にはどのような影響を与えるのか説明します。
①あずきバーのカロリー・糖質・脂質は他のアイスと比較しても高くない
1個あたり | カロリー | 糖質 | 脂質 |
あずきバー(65ml) | 112kcal | 25.6g | 0.3g |
ハーゲンダッツ(110ml) | 244kcal | 19.9g | 16.3g |
シロクマアイス(60ml) | 104kcal | 14.2g | 4.6g |
スーパーカップ(200ml) | 374kcal | 35.3g | 23.4g |
あずきバーは1本単体の他に6本セットの箱売りがありますが、他のアイスでは単体と箱売りで1本あたりのサイズが違うことが多いのに対し、あずきバーではどちらも同じサイズです。他のアイスとの栄養成分の違いは上記の表でわかるように、カロリーをはじめ他のアイスよりも特に高いわけではありません。
サイズも小さめであるあずきバーは、他のアイスより太る心配は少なく健康面でみてもダイエット向きです。栄養成分からもあずきバーを食べることは勧められるものですが、糖質が若干高いこともあり細かい栄養管理が必要な糖尿病の方には不向きです。(※1、2、3、4)
②食品添加物が不使用
あずきバーの原材料をみると、アイスによく使われる食品添加物が不使用です。食品添加物の摂りすぎは、以下のような症状やデメリットがあります。
・骨がもろくなりやすい
・アレルギーを発症する可能性がある
・発がん性が疑われている
・催奇形性の心配がある
例えば、乳化剤のひとつのグリセリン脂肪酸エステルは、肝臓肥大や腎臓の石灰化がハムスターの実験で報告されています。デメリットには単体で出るだけでなく、いくつかの添加物が合わさって影響がでるものもあります。特に人工的に作られた合成添加物には注意が必要です。(※5)
③食物繊維量が多い
あずきバーには、食物繊維が豊富な小豆がメインのアイスなので、食物繊維が豊富です。食物繊維の効果は、以下の通りです。
・食後の血糖値の上昇を抑える
・腸内の悪玉菌の増殖を減らして善玉菌を増やす
・老化防止の効果がある
・便秘が解消される
・少量で満腹感が出る
食物繊維には水溶性と不溶性があり、小豆は水溶性だけでなく不溶性食物繊維も多いため、様々な効果が期待できます。血糖値の上昇を抑えたり腸内環境が整ったりすることで体に脂肪を溜め込まずにすみます。また、便秘の解消や満腹感が得られることもあり、ダイエット効果や有害な物質を対外に排出するデトックス効果も期待できます。(※6、7)
④ポリフェノールが豊富
あずきバーに使われる小豆に含まれるポリフェノールには、以下のような効果があります。
・血糖値の上昇を穏やかにする
・細胞の酸化を防ぐ
・老化を防ぐ
ポリフェノールとは、様々な抗酸化物質を総称した呼び名です。小豆に豊富に含まれるポリフェノールによる抗酸化作用により、シミやシワの原因になる細胞の酸化を防ぐので、健康に良いだけでなくアンチエイジング効果が期待できます。(※8)
あずきバーの体に悪くない食べ方は?
ダイエットやアンチエイジング効果が期待できるあずきバーですが、食べ方によっては健康に良くなく太る心配もあります。この項では、体に悪くないあずきバーの食べ方について説明します。
①就寝前に食べない
あずきバーに限ったことではありませんが、就寝前に食べると栄養は脂肪となって体に溜まり、太ることに繋がります。これはBMAL1(ビーマルワン)という脂肪を溜め込む原因になるタンパク質が、深夜帯に増えるのが理由です。糖質の高さもあるため、就寝前や深夜帯に食べることは避けましょう。(※9)