干し柿カロリー・糖質は?ダイエット・美容に効果あり?食べ過ぎの注意なども紹介!
【管理栄養士監修】干し柿のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、干し柿の栄養成分と美容・ダイエットへの効果や効能に加え、干し柿(1個)のカロリーをあんぽ柿と比較して紹介します。干し柿を食べ過ぎる注意点なども紹介するので、参考にしてくださいね。
目次
③βカロテン・タンニン|美肌・美容効果
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.4μg | - | - |
干し柿には、人参に含まれることでお馴染みの栄養素であるβ-カロテンも含まれています。β-カロテンは体内に入るとビタミンAに変化するので、皮膚の健康に役立ち美容効果が期待出来ます。
タンニンは柿の渋み成分ですが、抗酸化作用が高い栄養成分でもあります。シミ予防の美肌効果を始め、免疫力アップなどの健康効果も期待できる栄養素なので、健康に面でもおすすめ出来る成分です。(※4)(※5)
④マンガン|骨の形成
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
1.48mg | - | - |
マンガンは骨の形成にかかわるミネラルで、骨の健康にかかわる栄養素です。骨の健康以外にも、脂質や糖質の代謝にも関わっているのでダイエット面でも嬉しい効果が期待できる栄養素といえるでしょう。また、他の酵素の働きを助ける効果もあります。(※6)
住吉彩
管理栄養士
栄養たっぷりの干し柿は、食べ過ぎに注意したいですが、よく噛んで食べることで満足感を得ることができます。ダイエットでお腹が空いているときは、栄養の少ないチップスなどよりもビタミンなども多く含まれている干し柿はお勧めです。おやつの選び方にも気をかけて理想の身体を目指しましょう!
干し柿の食べ過ぎには要注意?理由は?
さまざまな栄養が含まれ健康・ダイエット効果が期待出来る干し柿ですが、食べ過ぎに注意すべきといった声もあります。干し柿を食べることで、どういったデメリットがあるのでしょうか?
①逆に便秘・下痢になる
食物繊維が豊富で便秘解消効果が期待出来る干し柿ですが、食べ過ぎれば逆に便秘・下痢になるリスクが高まります。柿に含まれるタンニンにはタンパク質を固める作用があり、結果的に腸の動きを弱めて便秘を引き起こします。食物繊維のペクチンの摂り過ぎによって下痢になることもあるので、干し柿は適量を愉しむようにしましょう。
②糖分が高いため肥満の原因にも
干し柿には健康に良い栄養成分も含まれていますが、紹介した様に干し柿には糖分が多く含まれています。干し柿より糖分が多い食品は干しブドウ位であると言われている程なので、糖質制限中の方はより注意する必要があるでしょう。
一つ食べる位ならそれほど問題ありませんが、ぱくぱくといくつもつまんでしまえば糖質過多となってしまいます。消費しきれなかった分は脂肪として体内に蓄えられてしまうので、注意しましょう。
1日の摂取量の目安
干し柿は食べ過ぎれば便秘や肥満の原因となるので、食べ過ぎには注意する必要があります。干し柿2.5個分で1日に必要な食物繊維量を摂取できるとされているので、この量を目安にすると良いでしょう。干し柿以外の食品にも食物繊維は多く含まれるので、1.5~2個位を上限にするのがおすすめです。
住吉彩
管理栄養士
干し柿を何個も食べたくなる!と言うときにはヨーグルトと一緒に食べてはいかがでしょうか?お腹の調子を整えてくれるヨーグルトも干し柿と一緒に食べることで、より効果が発揮されます。またヨーグルトも無糖のものを選ぶことで干し柿の甘さを十分に楽しむことができます。
干し柿のカロリーに注意して食べよう
干し柿に含まれる栄養素は便秘やむくみ解消効果もあるので、妊婦さんにもおすすめの食品です。干し柿はカロリーや糖質量が高めの食品で食べ過ぎは便秘や肥満の原因となるので、1日2個位を上限として干し柿を頂きましょう。