アカモクは食中毒・下痢の副作用あり?ヒ素が危険?食べ過ぎNGな理由を解説!
アカモクの副作用を知っていますか?食べ過ぎはNGなのでしょうか?今回は、〈食中毒・下痢・胃痛〉などアカモクの食べ過ぎによる副作用を、ヒ素など成分や1日の摂取量の目安とともに紹介します。〈内蔵脂肪の燃焼・ダイエット効果〉などアカモクの効果や美味しい食べ方も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
アカモクに含まれるヒ素の影響をなくすためにも、以下の手順で加熱処理してから食べましょう。
①アカモクを水に浸け30分置く
②①の水を捨て、沸騰したお湯で5分ほど茹でる
③②を流水でよく洗う
上記のように水洗いと茹でこぼしをすることで、アカモクに含まれているヒ素を減らすことができます。この加熱処理をしたアカモクを食べる量を1日30gに抑えれば、消化不良にもつながりにくいため、大丈夫です。生のアカモクを購入した際には、必ず加熱処理してから食べましょう。
アカモクを食べ過ぎなければメリットあり?効果・効能は?
海藻であるアカモクには、食物繊維やヨードなどの栄養成分が含まれていることは前述しました。それ以外の栄養成分の働きもあり、様々な健康効果が期待できるのです。ここでは、アカモクを適量食べると得られる効果を具体的に説明します。
①食物繊維(フコイダン)
アカモクに含まれているフコイダンフコイダンと呼ばれる食物繊維の働きにより、以下のような効果が期待できます。
・免疫力の向上
・コレステロールの値を下げる
・内臓脂肪を燃焼させる
・腸内環境の改善
・脂肪や糖の吸収を緩やかにする
フコダインはアカモクの粘り気となる成分で抗酸化作用が強く、上記のように様々な健康効果が期待できます。中でも内臓脂肪の燃焼や脂肪や糖の吸収を穏やかにする働きは、ダイエット効果につながるのでおすすめです。また適量のアカモクを食べ続けることで、生活習慣病の予防にも役立ちます。(※4)
②フコキサンチン
フコキサンチンとはカロテノイドの1つで、以下のような働きをします。
・脂肪燃焼の促進
・美肌
・アンチエイジング
・生活習慣病の予防
フコキサンチンは強い抗酸化作用をもっており、体内の活性酸素を除去することで美肌やアンチエイジングに効果的です。また脂肪燃焼を促すだけでなく、熱生産タンパク質を増やすことでも知られています。その相乗効果によって内臓脂肪を減らし、ダイエットにも生活習慣病の予防にも効果的と考えられます。(※5)
③ポリフェノール
アカモクに含まれているポリフェノールは、以下のような効果があると注目を集めているようです。
・生活習慣病の予防
・美肌
・アンチエイジング
・がんの抑制
アカモクに含まれているポリフェノールは強い抗酸化作用があるため、上記のような健康効果があることで知られています。活性酸素の除去だけでなく抑制もしてくれるうえ、傷ついた細胞を修復してくれるので美容にも健康にも役立つ成分です。(※6)
アカモクの美味しい食べ方を紹介!
海藻であるアカモクを献立に加えると、栄養バランスが向上します。また手早く調理できるレシピも多いので、試してみる価値があります。ここではアカモクの美味しさを実感できる、おすすめの食べ方を2つ紹介します。
①アカモク納豆
パックに小分けされて販売されているアカモクを納豆と合えるレシピで、ラー油をかけるのがポイントです。ご飯のお供にもお酒のおつまみにもなり、手早く作れます。玉ねぎと小ねぎのみじん切りとアカモクの食感の違いも楽しめます。
②アカモクの味噌汁
生のアカモクは味噌汁の具材にしても美味しいと人気です。このレシピでは大根と厚揚げを合わせているので、一杯でミネラルとビタミン、たんぱく質を摂取することができます。アカモクの風味が楽しめるよう、かつおぶしだけで出汁をとるのがポイントです。