オクラアレルギーはある？手がかゆいのは？症状や原因・対策を解説！

オクラに触れた時に起こるかゆみ・かぶれは、手袋や長袖の衣服を着用して対策することが大切です。オクラの表面や葉に生える産毛が手や皮膚に直接触れる機会を減らすことで、かゆみとかぶれの症状が起こる可能性を下げ、オクラが原因によるアレルギーの発症を予防できます。

オクラは産毛を処理するときに触ったり、口にしたりする際に誰にでもアレルギー症状が出る恐れがあるため、オクラアレルギーの症状が出た場合の対処方法を知ることが大切です。ここではオクラアレルギーの症状が出た場合の対処方法を紹介します。

オクラを食べて数分以内にかゆみや痺れなどの症状が現れた場合は、口腔アレルギーの可能性があるため、病院に行って耳鼻咽喉科を受診しましょう。原因物質を特定するための問診と、採血やアレルゲンによる皮膚の反応を検証し、アレルギー検査を行います。

病院にかからずに症状を放置すると、全身に蕁麻疹が出たり、口内の腫れや息切れなどの症状が同時に現れるアナフィラキシーを起こしたりする恐れがあるので注意が必要です。特にアナフィラキシーは、症状が治まってから時間を置いて再び症状が現れることがあるため、すぐに病院で診断を受けるようにしましょう。

症状が重篤な場合は命に関わるため、すぐに医療機関を受診するようにしましょう。重症と呼ぶものには、血圧の急低下によって失神したり、皮膚のかゆみや口内の腫れが同時に起きるアナフィラキシーによる症状が挙げられます。

アレルゲンや個人差によって症状が現れる時間は異なりますが、15分以内にアレルギー反応が現れる場合がほとんどです。症状が現れたら食物の摂取を中止し、安静にして経過を注意深く観察するようにしてください。

オクラでアレルギーが出る可能性は皆無でないことが分かりました。オクラを触ったり食べたりして数分以内に皮膚のかゆみや口内の腫れがある場合は、口腔アレルギーの可能性があります。他にも、アレルギー性接触皮膚炎なども考えられます。症状が出た場合は、放置せず速やかに病院で診てもらうようにしましょう。