いちご大福のカロリー・糖質は高い?太る?栄養価やダイエット向きの食べ方なども紹介!

【管理栄養士監修】いちご大福のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、いちご大福(1個)のカロリー・糖質量を〈白あん・黒あん〉で餡別や他のスイーツ類と比較しながら紹介します。いちご大福のカロリーを消費するのに必要な運動量や、ダイエット向きの太りにくい食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 伊藤祥子
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管理栄養士乳幼児食指導士。一児の母。病院勤務を経てフリーランスになりました。 育児に奮闘しながらも『料理をもっと好きになる』をテーマに、健康で幸せな「おうちごはん...
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管理栄養士乳幼児食指導士。一児の母。病院勤務を経てフリーランスになりました。 育児に奮闘しながらも『料理をもっと好きになる』をテーマに、健康で幸せな「おうちごはん」を広めるべく、栄養学も学べる料理教室を開催。料理を好きに、心と体が元気になれる情報を分かりやすくお伝えしていきます。

目次

  1. いちご大福のカロリー・糖質量は?
  2. いちご大福(1個)のカロリー・糖質
  3. いちご大福(1個)のカロリー・糖質量を他の和菓子などと比較
  4. いちご大福(1個)のカロリー消費に必要な運動量
  5. いちご大福【店・商品別】のカロリーは?
  6. いちご大福の栄養価は?
  7. いちごの栄養成分と効能
  8. あんこの栄養成分と効能
  9. いちご大福のダイエット向けの太りにくい食べ方は?
  10. ①夜に食べない
  11. ②緑茶を飲む
  12. ③こしあんよりも粒あんを選ぶ
  13. いちご大福のカロリーに注意して食べよう

次に、いちごとあんこの栄養成分と効能について紹介します。

いちごの栄養成分と効能

いちごにはカリウム、モリブデン、ビタミンC、ビタミンE、葉酸といった栄養成分が多く含まれます。

■モリブデン・・・いちご大福の特徴的な栄養成分の1つで、「血のミネラル」とも呼ばれ、血液を造る働き
■ビタミンC&ビタミンE・・・抗酸化作用が含まれ、美容・美肌効果が見込める(※4、5)
■カリウム・・・体内の塩分濃度を調節して生活習慣病を予防(※6)
■葉酸・・・血液を造ったり、細胞分裂を活発にする働き(※7)

上記のように、それぞれに健康効果が見込めます。

あんこの栄養成分と効能

あんこに多く含まれる栄養成分は、食物繊維、カリウム、リン、マンガン、ビタミンKです。

■食物繊維・・・整腸作用や血糖値の急上昇、コレステロールの吸収を抑えて、
        生活習慣病を予防する効果もあるため、第6の栄養素として注目を集めている
       (※8)
■リン&マンガン・・・丈夫な骨を形成するのに必要な栄養成分で、骨粗鬆症の予防に有効
          (※9、10)
■ビタミンK・・・血液を固めるのを調整する栄養成分で、出血時に血液の凝固をサポート
        (※11)

上記のように、それぞれに効能があり、いちごの栄養素と合わせると、いちご大福全体として、有効な栄養素が豊富だと分かりますね。

いちご大福のダイエット向けの太りにくい食べ方は?

いちご大福は糖質を多く含むため、食べ過ぎると太ってしまいます。では、ダイエット向きの太りにくい食べ方とはどんな食べ方でしょうか。

①夜に食べない

夜20時以降になると深夜2時をピークに、BMAL-1(ビーマルワン)という脂肪細胞内に多いタンパク質が急激に増え、身体が脂肪を蓄積しやすなります。いちご大福を食べるのに適した時間帯は、BMAL-1の発生量が最も低くなる昼間の2時前後です。お昼ご飯の後や、3時のおやつに食べることをおすすめします。(※12)

伊藤祥子

管理栄養士

食後に食べると空腹時に食べるよりも血糖値の急激な上昇を抑えることができます。食後のデザートは理に適った食べ方なんです。

②緑茶を飲む

緑茶カテキンには抗酸化作用、抗菌作用など様々な効能がありますが、ダイエットに特に関係するのは、血糖値の上昇を抑えることと脂肪の代謝を促す効果でしょう。一緒にお茶を飲むことで、緑茶カテキンの効果により肥満につながる要素を減らすことができます。(※13)

いちご大福のような和菓子と緑茶は、昔から馴染みのある組み合わせですが、このような効果もあるのですね。

③こしあんよりも粒あんを選ぶ

いちご大福を買うときにこしあんよりも粒あんを選ぶこともポイントで、粒あんには食物繊維などのダイエット効果のある成分やポリフェノールなどを豊富に含む小豆の皮が含まれるためです。こしあんは製造過程で小豆の皮を取り除いてしまうので、カロリー・糖質はこし餡の方が低いですが、小豆の皮を使っている粒あんの方がダイエット効果が高いのです。

いちご大福のカロリーに注意して食べよう

いちご大福は日本人に馴染みのある和菓子で、さまざまなバリエーションのものが販売されています。商品ごとにカロリーも様々ですが、注意して上手に食べればダイエット中も食べられそうですね。

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