コーヒーフレッシュは健康・体に悪いって本当？成分から徹底調査！

pH調整剤の主な目的は静菌作用であり、食品の保存性を高めます。ほかにも香りの安定や、退色を防ぐためにも用いられます。健康面では亜硝酸に反応すると発がん性物質が発生する問題や、皮膚炎の原因になることも指摘されています。（※4）

コーヒーフレッシュに含まれる危険性があると言われる成分は、いずれも微量で問題は無いとされていますが、毎日頻繁にコーヒーを飲む場合はやはり安心して飲みたいものです。次はコーヒーフレッシュの代わりになるものを紹介します。

コーヒーフレッシュに代わるもので、おいしく安全で一番に考えられるものはやはり100％の牛乳です。生クリームを少し混ぜるとよりコクが出て味わい深くなります。乳製品アレルギーや、動物性の脂質が気になる場合は豆乳を使う方法もあります。豆乳の場合は温度差により固まる性質があるため、先に温めて注ぐと良いでしょう。

牛乳、豆乳のどちらも「成分無調整」を使うと雑味が少なく、コーヒーそのものの味わいを、より楽しめます。

さらに健康面を意識しつつ、コーヒーを楽しみたい場合は、無添加やオーガニックの製品を選ぶということも考えられます。また最近では大手メーカーでも、植物油脂の代わりに生クリームを使うことや、トランス脂肪酸を含まない製品開発など、問題意識に対する企業努力がうかがえます。

次にいくつかの商品をご紹介します。いずれも先に挙げた健康リスクを意識した、無添加やオーガニックのコーヒーフレッシュです。様々なメーカーから発売されていますので、健康で気になる点や、好みにあったものを選んで楽しみましょう。

香料不使用に加えて、トランス脂肪酸とコレステロールゼロのコーヒーフレッシュです。外袋や個別パッケージにバイオマスを使用しているなど環境に対する配慮もうかがえます。

こちらは純乳脂肪で無添加のため要冷蔵ではありますが、そのため本格的な味を楽しめます。コーヒー・紅茶用ですが料理用にも使いやすい点も便利です。風味だけでなく、添加物が含まれていない点も安心できます。