魚の食べ過ぎは害あり?太る・病気や体臭の原因に?1日の適量も紹介!
魚を食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、魚の食べ過ぎによる〈太る・痛風・下痢・体臭・水銀による害・気持ち悪い〉 など病気や体への悪影響を紹介します。魚の食べ過ぎにならない1日の摂取量の目安や、食べ過ぎなくても健康被害がでる魚についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
⑦生活習慣病のリスク
魚の皮には結構的な油として有名なオメガ3脂肪酸が多く含まれていますが、加熱することにより過酸化脂質に変化します。この過酸化脂質は血液をドロドロにする作用があるのが特徴です。これを摂取すると、血液の流れが悪くなり生活習慣病のリスクが高くなります。焼いた魚の皮の食べ過ぎには注意してください。(※7)
魚の食べ過ぎにならない1日の摂取量の目安は?
魚はさまざまな栄養素を含んでおり、適量を食事に取り入れると体にとても良い食べ物です。ここでは、魚の食べ過ぎにならない1日の摂取量の目安について解説します。
魚は1日150g程度が目安
魚は1日の適度な摂取量は150g程度が目安と言われています。これは、1日に必要なタンパク質の量が60g程度が含まれているからです。例で言うと、サンマやアジなどは150gですが、マグロやサケなどでは100gと魚の種類によって少し異なります。(※8)
食べ過ぎなくても下痢・腹痛など健康被害がでる魚もいるので注意!
適量食べると健康に良い魚ですが、中には食べすぎなくても下痢や腹痛などの症状がでる魚も存在します。ここでは、下痢・腹痛など健康被害がでる魚と、その理由について紹介します。
①ばらむつ
深海魚であるばらむつは体内の油脂成分がワックスエクセルで出来ていますが、それが原因で腹痛や下痢などの作用を起こすことがあります。ワックスエクセルは人体では消化することができないからです。消化吸収ができないため、ワックスエクセルがそのまま肛門から流れ出たりすることもあります。また、大量に摂取して昏睡状態になった重い症例もあります。
②ふぐ
ふぐも大量摂取しなくても、下痢などの健康被害が出ることがあります。それはテトロドトキシンという猛毒があるからです。ふぐ処理師免許をもった人が調理したもの以外販売、加工は認められていません。もしふぐを食べる場合は、しっかり調理したものを購入するか、ふぐ処理師のいるお店で食べましょう。
魚の食べ過ぎには気をつけよう
魚は肉に比べカロリーも低く、体にとても良い食材と言えます。しかし食べ過ぎるとかえって体に悪影響を及ぼす恐れがあります。この記事を参考にして、毎日の食事にうまく魚を取り入れましょう。