梅昆布茶の飲みすぎは太る?一日何杯まで?塩分過多で体に悪いって本当?
梅昆布茶の飲み過ぎは太るのか知っていますか?太りはしませんが、体に悪いとされます。今回は、梅昆布茶の飲みすぎによる〈塩分過多〉など副作用や、一日何杯が適量なのかを紹介します。<寝る前>など、梅昆布茶のより効果的な飲むタイミングについても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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梅昆布茶の飲みすぎは太るの?
一般的なお茶である麦茶や緑茶は飲みすぎても太るイメージはなく、水分を摂取するためにお茶は飲んだ方がいいとも言われます。梅昆布茶は、名前の通り梅や昆布が入っているお茶ですが、飲み過ぎは太るのでしょうか。梅昆布茶の成分を紹介しながら詳しく解説します。
梅昆布茶のカロリー・糖質を見てみると…
1杯分(2g) | カロリー | 糖質 |
梅昆布茶 | 4kcal | 0.9g |
梅昆布茶のカロリーや糖質については、飲む量にもよりますが他のお茶と比べてもカロリーが高い、糖質が多いということはありません。(※1)
梅昆布茶の飲みすぎで太る可能性は低いが別の副作用がある
梅昆布茶のカロリーや糖質を見ると、たくさん飲んでも太る可能性は低いことが分かりました。では、他になにか体に影響することはあるのでしょうか。梅昆布茶は他のお茶と比べて梅や昆布が含まれている分、塩分や他の成分が多く含まれています。梅昆布茶を飲みすぎると塩分過多などの副作用があるので次章で詳しく紹介します。
梅昆布茶を飲みすぎるとどうなる?体に悪い?
梅昆布茶はたくさん飲んでも太る可能性は低いことが分かりました。しかし、一般的なお茶とは違い昆布のだしや梅のしょっぱさがあり深い味わいがあります。太らないとしても、飲み過ぎると何か体に影響はあるのでしょうか。梅昆布茶に含まれる成分に注目して紹介します。
①塩分過多
塩分を取り過ぎると以下のような悪影響があります。
・高血圧
・動脈硬化
・脳血管障害
・心臓病
・腎臓病
粉末状の梅昆布茶は約2gで一杯分作れますが、その2gの塩分量は1g〜1.2gです。1日の食塩摂取量の基準は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされていますが、梅昆布茶を一杯飲むだけで1日の塩分量の約15%を摂取することになります。
②甲状腺機能の低下
梅昆布茶には主に昆布の成分であるヨウ素が多く含まれるため、飲みすぎには注意が必要です。ヨウ素は甲状腺ホルモンの原料ですが、過剰摂取は逆に甲状腺ホルモンの生産が減ってしまいます。甲状腺ホルモンの生産が減ることで甲状腺機能の低下が起こる可能性があり、体温が低くなったり、全身のだるさや眠さを感じたりするようになります。(※2)
③下痢・便秘
梅昆布茶には昆布に多く含まれる食物繊維であるフコイダンやアルギン酸が入っています。食物繊維を適度に摂取すると、お通じが良くなったり、糖質や脂質の吸収の抑制、コレステロールの上昇を抑えるなどの効果が期待できるのです。
また、梅昆布茶には昆布のだしのみが入っているものと、昆布入りのものがあります。食物繊維を多く含んでいる昆布は消化が悪く、昆布を食べすぎると胃痛や嘔吐を引き起こします。また、胃腸の調子が悪い時に飲みすぎると食物繊維が逆に便秘の原因になる可能性もあるのです。(※3)
梅昆布茶は一日何杯まで?適量であれば良い効果も?
ここからは、具体的に梅昆布茶は1日に何杯飲んでもいいのか、適度に飲むとどんな効果があるのかを紹介しますので参考にして下さい。