妊婦は焼肉NG？ハラミは？食べてしまった時の対処法も紹介！

焼肉の煙については妊婦のかたにもお腹の赤ちゃんにも影響がないとされているので、神経質になる必要はありません。しかし妊娠初期には焼肉の煙や匂いが、吐き気を誘発することもあるようです。妊婦中はつわりが治まってから、焼肉を楽しむ方が良いかもしれません。

妊娠中の女性であっても部位や焼き方、食べる量に注意すれば食べても問題はありません。しかし焼肉を食べるにあたって、気を付けた方がよい点はいくつもあります。ここでは、妊婦のかたが焼肉を食べる際の注意点を説明します。

妊婦さんが焼肉を食べる際には肉の中心部までしっかり加熱し、生焼けやレアでは食べないよう徹底しましょう。食中毒の原因であるリステリア菌やトキソプラズマは、中心部を67℃以上で1分加熱すると死滅するので感染リスクが減らせます。レバ刺しやユッケなども、妊婦さんが食べると感染リスクが高いので避けてください。

妊婦のかたが肉を焼く際には、トングや箸も生肉用と焼肉用に分けましょう。肉をしっかり焼いても生肉に触れたトングや箸を使えば、取り分けの際に食中毒の原因になる菌に感染するリスクを排除できません。また、素手で生肉に触れてしまった場合も、すぐに手洗い・消毒をすることをおすすめします。

自宅で焼肉をする場合は、生肉が触れた調理器具の消毒を徹底しましょう。台所用洗剤で洗っただけのまな板や包丁には、リステリア菌やトキソプラズマが死滅せずに付着する可能性が高いです。肉をのせた皿から感染するケースもあるので、使った調理器具や盛り付けした食器も熱湯や台所用アルコールで消毒してください。

妊婦のかたに限らず焼肉を食べる時には、副菜を取り入れて栄養バランスを整えるのが基本です。焼肉だけではミネラルやビタミンの摂取量が足りないので海藻や野菜、大豆などを使った副菜を添えるよう意識しましょう。カロリーに配慮すれば、ご飯ものを頼むのも問題ありません。

焼肉を食べている際に妊婦のかたが誤って生焼けを食べたり、食べ過ぎたりすることはあり得ます。お腹の赤ちゃんに悪影響が及ばないよう、できることはないかが気になる人もいるでしょう。ここでは妊婦のかたが生焼けのお肉を食べた、あるいは食べ過ぎたの対処法を説明します。