妊婦はジャスミン茶NG?カフェインで子宮収縮する?飲んでしまった時はどうする?

妊婦がジャスミン茶を飲んでも大丈夫なのでしょうか?子宮収縮が心配ですよね。今回は、カフェインの観点からジャスミン茶を妊婦や妊娠中に飲んでもいいのかを、安全な飲み方・飲む量や飲み過ぎた場合の対処法とともに紹介します。妊婦でも安全なノンカフェインのジャスミン茶も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. ジャスミン茶を妊婦は飲んでもいいの?カフェインで子宮収縮する?
  2. ジャスミン茶にはカフェインが含まれており妊婦は飲まない方が無難
  3. ジャスミン茶を臨月に飲むと陣痛が促進されるという噂に根拠はない
  4. 妊婦のジャスミン茶の飲み方・注意点は?
  5. ①ジャスミン茶を飲む量は1日に5杯が目安
  6. ②ノンカフェインのジャスミン茶がおすすめ
  7. ジャスミン茶を妊婦が飲み過ぎてしまった場合の対処法は?
  8. 心配な場合は病院に行くのが安心
  9. 妊婦でも安心なジャスミン茶を紹介!【ノンカフェイン】
  10. ①優しいデカフェジャスミン茶
  11. ②ジャスミンティー  無農薬・カフェインレス
  12. ③十六茶ジャスミンティー
  13. ジャスミン茶以外にも妊婦が妊娠中に気を付けるべき飲み物はある?
  14. 妊婦や妊娠中のジャスミン茶は飲み方に気をつけよう

ジャスミン茶を妊婦は飲んでもいいの?カフェインで子宮収縮する?

ジャスミン茶は紅茶や烏龍茶とは違った甘い独特の香りがあり、癒しの一杯になることがありますが、妊娠中はジャスミン茶を飲んでも構わないでしょうか。まずはジャスミン茶に含まれる、妊婦に影響がある成分について見てみましょう。

ジャスミン茶にはカフェインが含まれており妊婦は飲まない方が無難

100mlあたり カフェイン
ジャスミン茶 8mg
ほうじ茶 20mg
緑茶 160mg
烏龍茶 13mg
玄米茶 10mg
紅茶 30mg
煎茶 20mg
麦茶 0mg
コーヒー 60mg

  ジャスミン茶はカフェインが含まれているため、妊娠中には飲まない方が無難です。カフェインが体に吸収されることで、胎児や妊婦への影響は以下のものが挙げられます。

・胎児の低体重
・不眠
・貧血
・頭痛

カフェインは妊娠中や授乳中でも1日に少量であれば問題ないものの、つい飲み過ぎてしまうことがあります。ジャスミン茶はカフェインが含まれているお茶の中でもごく少量のカフェイン量なので、常識的な量なら飲んでも問題ありません。心配なら伊藤園から販売されている希釈缶を規定よりも薄めたものを飲むなどの工夫をしましょう。

カフェインは鉄分の吸収を阻害する作用があるため、普段から貧血気味であれば飲むのは避けた方が良いでしょう。妊娠中は貧血になりやすく、鉄分は赤ちゃんの成長には必要な栄養素でもあります。妊娠初期に飲んでしまった場合で、心配なら病院へ相談してください。同じくハーブティーも子宮の収縮を促す作用があるため妊娠中には避けた方が良いとされています。(※2)

(*飲み物のカフェイン含有量について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

カフェイン含有量【多い順】ランキングTOP10|飲み物・食べ物別に紹介!

ジャスミン茶を臨月に飲むと陣痛が促進されるという噂に根拠はない

ジャスミン茶のような花やハーブを使ったお茶の中には、子宮の収縮を促す作用があるものもあります。しかし、ジャスミン茶には子宮収縮の作用は確認されておらず根拠が定かではないので、妊娠後期にジャスミン茶を飲んでも陣痛が促進されることはないでしょう。しかし、ジャスミン茶を飲んで違和感を感じたら、速やかに病院で受診してください。

妊婦のジャスミン茶の飲み方・注意点は?

妊娠中にジャスミン茶は少量であれば問題ありませんが、飲むときの注意点は何かないでしょうか。妊娠中はさまざまな制約が多く、妊婦にはストレスになることもあります。飲み方に注意すれば問題なく飲めるので、上手に活用してリラックスしましょう。

①ジャスミン茶を飲む量は1日に5杯が目安

ジャスミン茶を飲む量は、1日に5杯が目安です。カフェインの1日の摂取量は200mlとされていますが、ジャスミン茶はコーヒーなどよりもカフェインが少なく、おおよそ1L程度飲めることになります。ジャスミン茶には体を冷やす効果もあるため、妊娠中は温かい状態にして飲むようにしてください。(※3)

2008( 平成20)年に、妊婦のカフェイン摂取に関して新たな助言を公表しています。妊婦がカフェインを摂り過ぎることにより、出生児が低体重となり、将来の健康リスクが高くなる可能性があるとし、以前は300 mg を上限とすることが望ましいとしていましたが、新たな助言においては、妊娠した女性に対して一日当たりのカフェイン摂取量を200 mg(コーヒーをマグカップで2杯程度)、に制限するよう求めています。また、高濃度のカフェインは自然流産を引き起こす可能性があることを示す証拠があるとしています。

②ノンカフェインのジャスミン茶がおすすめ

ジャスミン茶の中でもカフェインの吸収の心配がないノンカフェインの商品も販売されているほか、妊婦でも安心して飲めるお茶は以下の通りです。

・ルイボスティー
・麦茶(オルヅォティー)
・マテ茶
・たんぽぽ茶
・ハニーブッシュ
・そば茶


カフェインはコーヒーや茶葉を原料にしたものに多く含まれており、それ以外のものであれば問題ありません。味気ないのではと感じるかもしれませんが、中には甘い香りや香ばしい香りのものもあり、妊娠中のママのリラックスタイムにはおすすめです。

ジャスミン茶を妊婦が飲み過ぎてしまった場合の対処法は?

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