キレートレモンは体に悪い・デメリットあり？飲み過ぎで太る？効果も紹介！

キレートレモンには、疲労回復効果を期待できるクエン酸が含まれています。クエン酸は体内に蓄積した疲労物質の乳酸を分解したり、摂取した食べ物からエネルギーを作ったりする役割を持つ成分です。なお、クエン酸はエネルギー代謝に必要なビタミンB群と同時に摂取すると、高い疲労回復効果を期待することができます。（※8）

キレートレモンは代謝を高める上に、むくみを解消する効果が期待できる飲み物です。キレートレモンに含まれるクエン酸は、生物の基本的な代謝経路であるクエン酸回路を活性化させるため、代謝を高める効果があります。

さらに、キレートレモンにはミネラルの一種で、むくみ解消に効果のあるカリウムが含まれています。むくみは主に腎臓の働きが低下し、体内の水分や塩分を排出できなくなることで起こる症状です。カリウムを含むキレートレモンを飲み続けることで、体内の不要な水分などを尿として排出することができ、むくみを解消する効果が期待できます。（※9）

キレートレモンは体に良い栄養や成分が豊富で、色々な健康効果を得ることができます。ただ、キレートレモンの体に悪いデメリットを避け、健康効果を享受できる飲み方はあるのでしょうか。また、ダイエットに効果があるのかについても紹介するので参考にしてください。

キレートレモンの健康効果を高めたい場合は、寝る前に飲むことをおすすめします。就寝してからの1〜3時間後は成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯で、疲労回復効果のあるクエン酸を摂取しておくことで、筋肉の修復などを効率良く行えるためです。

さらにキレートレモンに含まれるビタミンCは体外に排出されやすい栄養素ですが、就寝中はビタミンCを失う頻度が少ないため、ビタミンCの効果を効率よく得ることができます。

キレートレモンを飲む量は1日に155mlのものを1本までに留め、複数回に分けて飲むようにしましょう。ビタミンCは摂取してから約3時間ほどで効果が現れ、一度に多く摂取しても体内で不必要な分は排泄されるためです。また、キレートレモンに含まれるクエン酸を一気に摂取すると胃を荒らしたり、空腹の際には激しい腹痛の症状が現れたりする恐れがあります。

ダイエット効果を得たい場合は3回の食後と寝る前の4回に分けると、高いカロリーと糖質のキレートレモンのデメリットを気にすることなく、安心して就寝前でも飲むことができます。（※10）

キレートレモンは疲労回復やダイエット効果など健康に良い栄養素が含まれている一方で、カロリーと糖質が高く、飲み過ぎると糖尿病や尿路結石を発症する恐れがあります。キレートレモンの体に悪い点やデメリットを押さえて、正しい方法で毎日飲み続けて健康に役立てましょう。