妊婦は生野菜サラダNG?トキソプラズマが危険?食べてしまったらどうなる?

妊娠中は生野菜を食べてもいいのか知っていますか?食べてしまったらダメなのか気になりますよね。今回は、妊婦が生野菜・サラダを食べる際の<トキソプラズマ・下痢>などの懸念点や注意点を紹介します。妊婦が生野菜を食べるメリット・良い効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 妊婦は生野菜を食べたらダメ?食べれない?
  2. 妊娠中の生野菜は食べても問題ないが注意点はある
  3. 妊婦が生野菜サラダを食べる際の注意点は?
  4. ①鮮度の良い生野菜を選ぶ・鮮度を保つ
  5. ➁トキソプラズマなどが付着している可能性もあるので必ず洗う
  6. ③ドレッシングなどのカロリー・塩分の摂取量に気を付ける
  7. ④生野菜やサラダばかり食べないで栄養バランスを意識する
  8. 生野菜は注意点を守れば妊婦に良い効果がある?
  9. ①生で食べることでビタミンを効率よく摂る事が可能
  10. ➁体重管理に有効
  11. 妊婦が生野菜以外にも妊娠中に注意点を意識する食べ物は?
  12. 妊婦や妊娠中は注意点を守って生野菜を取り入れよう

妊婦は生野菜を食べたらダメ?食べれない?

妊娠中は栄養面について気を付ける事が色々あります。妊娠中に生野菜を食べてしまったらダメな場合があるのはなぜでしょうか。妊婦が感染による影響を避けて安心して食事をするだけでなく、妊娠中に必要な栄養バランスをとるためにも生野菜を食べる時の注意点を解説します。

妊娠中の生野菜は食べても問題ないが注意点はある

生野菜はビタミンなど栄養を多く含む食品です。野菜に含まれるビタミンは水溶性です。水溶性ビタミンは加熱すると減ってしまうので、妊婦が生野菜を食べる事は、妊娠中にビタミンCを多く摂取する事につながります。

ただし、外食の際は素材が不明確な場合もあります。なんらかの菌や寄生虫などの存在に気付かずに食べて、感染症にかからないように注意が必要です。

妊婦が生野菜サラダを食べる際の注意点は?

妊娠中は体の免疫力が低下しやすい時期なので、妊娠中に食べ物から細菌などに感染して、妊婦だけでなく赤ちゃんへ影響を与えないよう注意が必要です。ここでは、妊娠中に安全に野菜を食べる方法について紹介します。

①鮮度の良い生野菜を選ぶ・鮮度を保つ

野菜の鮮度を保つポイントは以下の通りです。

・野菜をキッチンペーパーや新聞紙にくるんで保存袋に入れる
・冷蔵庫の野菜室に入れる
・カット野菜は切り口をラップで覆う

傷んだ野菜は菌が繫殖していたりするので、妊娠中は特に気を付けて新鮮な野菜を選びます。生肉や生魚にも菌が付着している場合もあるので、生野菜とは別に保存します。冷蔵庫内では生野菜は野菜室で清潔に保ち、できるだけ早めに食べきりましょう。

➁トキソプラズマなどが付着している可能性もあるので必ず洗う

形状的によく洗う必要がある野菜は以下の通りです。

・ほうれん草
・小松菜
・レタス

野菜の根元や隙間に土が付着していると、妊娠中にトキソプラズマの原虫やリステリア菌によって感染症を引き起こすリスクがあります。妊娠中に上記のような野菜を食べる時は、野菜の根元を中心に流水で丁寧に洗いましょう。妊娠中に感染症を患って下痢をしたり、赤ちゃんへの影響を与えないために大切です。

③ドレッシングなどのカロリー・塩分の摂取量に気を付ける

生野菜サラダ1食分あたりのドレッシング量(20g) カロリー 塩分 脂質
和風ドレッシング 36kcal 3.5g 14.5g
ごまドレッシング 80kcal 4.4g 38.3g
マヨネーズ(全卵) 134kcal 0.4g 15.2g

妊娠中は体重管理も大切です。生野菜サラダを食べる際、妊娠中は特にドレッシングの使う量も気を付けたいポイントです。ドレッシングに含まれる素材によっては、妊娠中に控えておきたいカロリーや塩分、脂質などが多く含まれています。分量については上記を参考にしてください。(※2)

④生野菜やサラダばかり食べないで栄養バランスを意識する

妊娠中は生野菜を食べる事も大切ですが、他の食材とのバランスも必要です。トマトを他の野菜と一緒に肉類と煮込んだりすると、煮込んだ汁の中にも栄養分が含まれています。レタスやキャベツをさっと火に通して温野菜サラダにすると、妊娠中に食べる量を増やせますし、加熱時間を短くする事でビタミンを失う量を減らせます。

生野菜は注意点を守れば妊婦に良い効果がある?

生野菜の鮮度や保存方法に気を付けていれば、妊娠中に生野菜を食べても問題はないのが分かりました。では、生野菜を食べる事でどんなメリットを妊婦が得る事ができるのか詳しく解説します。

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