妊婦・妊娠中はナッツOK?くるみは効能が豊富?食べ過ぎなど注意点も紹介!

妊婦がナッツを食べても大丈夫なのでしょうか?今回は、妊婦や妊娠中に〈くるみ・カシューナッツ・アーモンド〉などナッツを食べてもいいのかを、〈食べ過ぎない〉など食べる際の注意点とともに紹介します。妊婦でも安全なナッツの選び方や食べてしまった場合の対処法、レシピも紹介するので参考にしてみてくださいね。

(このページにはPRリンクが含まれています)

目次

  1. 妊婦・妊娠中にナッツを食べてもいいの?くるみが最も栄養豊富?
  2. 妊婦・妊娠中のナッツは栄養豊富で食べるメリットが多い
  3. 妊娠・妊娠中のナッツはくるみがおすすめ
  4. 妊婦・妊娠中にくるみを食べる効果・効能や栄養は?
  5. ①ビタミンE
  6. ②葉酸
  7. ③食物繊維
  8. ④オメガ3脂肪酸
  9. 妊娠中にくるみなどナッツを食べる場合の注意点は?
  10. ①ナッツを食べる量は1日200kcalが目安
  11. ②無糖・無塩のナッツを食べる
  12. ③加熱せずにそのまま食べる
  13. 妊娠中にくるみなどナッツを食べ過ぎた場合の対処法は?
  14. 心配な場合は病院に行くのが安心
  15. 妊婦でも安心なくるみの市販商品のおすすめを紹介!
  16. ①天然酵母のくるみパン3個(税込250円)
  17. ②素焼きくるみ700g(税込1,850円)
  18. ③ミックスナッツ850g(税込1,299円)
  19. 妊婦がナッツ以外にも妊娠中に気を付けるべき食べ物は?
  20. 妊婦・妊娠中はくるみなどナッツの食べ方に気をつけよう

妊婦・妊娠中にナッツを食べてもいいの?くるみが最も栄養豊富?

妊娠中は、赤ちゃんのためにも摂取したほうが良い食べ物、控えたほうがいい食べ物などもあります。中には判断が難しいものもあり、その1つと言えるのがカロリーが高いナッツです。ここでは、妊娠中ナッツを食べてもよいのか、その中でもくるみについて詳しく解説します。

妊婦・妊娠中のナッツは栄養豊富で食べるメリットが多い

妊婦・妊娠中のナッツは必要な栄養が含まれているため積極的に食べることがおすすめです。ナッツの種類と栄養は以下のとおりです。

・くるみ(葉酸)
・カシューナッツ(鉄分)
・ピスタチオ(カリウム)
・アーモンド(カルシウム)
・ピーナッツ(ビタミンE)

ナッツには上記のように様々な栄養が含まれています。いずれも妊娠初期、中期、後期と必要な栄養がナッツから摂取できることがわかります。特に、くるみに含まれる葉酸は、妊娠前の2倍以上必要とも言われ、胎児である赤ちゃんの発育に大きな影響を与える栄養素です。

妊娠・妊娠中のナッツはくるみがおすすめ

妊娠中のナッツはくるみをおすすめします。理由は胎児である赤ちゃんの発育に重要な栄養素の葉酸を含んでいるからです。またミックスナッツにはくるみを含む、いろいろなナッツが入っているので栄養を多く摂取することができます。ですが、食べ過ぎると良くないのでバランスの取れた食事を心掛けてください。また、ナッツアレルギーがある人は注意が必要です。(※2)

妊婦・妊娠中にくるみを食べる効果・効能や栄養は?

くるみは栄養が豊富で、妊娠中の方に必要な栄養も含まれています。そのくるみに含まれている栄養素は次のとおりです。

・ビタミンE
・葉酸
・食物繊維
・オメガ3脂肪酸


上記の4つの栄養素の効果・効能について詳しく解説していきます。

①ビタミンE

ビタミンEは胎児に酸素を送る量を増やしたり、女性ホルモンの分泌を促してくれるため妊娠中に多く摂取したほうがよい栄養素と言えます。一般的な成人女性の1日のビタミンE摂取目安量は5.0〜5.5mgなのに対して、妊娠中は6.5mgとなっています。これは、くるみを25g食べることで摂取することが可能です。(※3)

②葉酸

葉酸は胎児である赤ちゃんの発育に重要な成分で、細胞の分裂や成熟に大きく関わっています。また妊娠中、特に初期に葉酸を摂取することで、先天異常である神経管閉鎖障害になるリスクが低くなるということがわかっています。ナッツの中で葉酸を1番多く含んでいるのがくるみです。

③食物繊維

妊娠中はホルモンバランスの変化により便秘になりやすいですが、食物繊維を摂取することにより解消する効果が期待できます。くるみに含まれる不溶性食物繊維は、便を形成する働きと腸の運動を活発にするのが特徴です。くるみ100gには7.5mgの食物繊維が含まれており、1日に必要な量の約半分が摂取できます。(※4)

④オメガ3脂肪酸

血液をサラサラしたり、悪玉コレステロールの排出を促進したりする効果がオメガ3脂肪酸にはあります。なので、妊娠高血圧症や妊娠中の動脈硬化の予防を期待できます。そして、ナッツの中でオメガ3脂肪酸が多く含まれているのくるみです。約28g食べると1日に必要な摂取量を摂ることができます。(※5、6)

(*くるみの栄養価や効果・効能について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

くるみの栄養価や効果・効能は?食べ過ぎの注意や1日の摂取量の目安も紹介!

妊娠中にくるみなどナッツを食べる場合の注意点は?

関連する記事