妊婦・妊娠中はナッツOK？くるみは効能が豊富？食べ過ぎなど注意点も紹介！

ナッツを食べる量は1日200kcalが目安で、これは1日の間食の目安は200kcalと厚生労働省が推奨しているからです。なのでナッツだけをおやつなどで食べる場合は、ナッツの種類をいくつか組み合わせても25〜30gくらいが適量です。ナッツを多く食べたときは、食事の量を工夫しましょう。ナッツを1日の適量よりも多く食べ過ぎると以下のデメリットがあります。

・太る
・肌荒れやニキビ
・便秘や下痢

ナッツを食べ過ぎるとまず太ることがあると言えます。これは、ナッツが食べ物の中でもとても高カロリーだからです。同量の白いごはんと比べるとカロリーは4倍にもなります。また、肌荒れやニキビの原因にもなります。ナッツには肌に良いオレイン酸などが含まれていますが、食べ過ぎると皮脂が多く分泌され毛穴が詰まり肌荒れなどを起こします。

便秘や下痢を起こすこともありますが、これは食物繊維によるものです。適量を食べると便秘に効果がありますが、食べ過ぎると逆に便が固くなることがあります。また、食べ過ぎると脂質過多で消化不良になり下痢を起こすこともあります。（※7、8）

（＊ナッツの食べ過ぎについて詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。）

妊娠中は無糖・無塩のナッツを食べるのがおすすめです。妊娠中に糖分・塩分を過剰摂取すると次のような症状になることがあります。

・妊娠高血圧症候群
・食後高血糖
・ビタミン、ミネラル

不足妊娠中に塩分を摂りすぎると、元々高血圧ではなかった人が高血圧になる妊娠高血圧症候群になることがあります。また、糖分の摂りすぎは食後高血糖になり、それが原因で病気になることもあるからです。そして、摂りすぎた糖分を代謝するためビタミン・ミネラルを浪費することになります。

それによってビタミン、ミネラル不足になってしまうからです。おつまみ用のナッツなどは、塩分や糖分を多く含んでいるものが多くあります。妊娠中は無糖・無塩である素焼きのナッツを食べるほうが良いと言えます。