春菊を食べ過ぎると下痢になる?生食も危険?適量や食べ方の注意点など紹介!
春菊を食べ過ぎると危険というのは本当なのでしょうか?今回は、春菊を食べ過ぎるとどうなるかを〈下痢・アレルギー〉など症状や適量を、〈生食の危険性〉など食べ過ぎ以外の懸念点とともに紹介します。春菊を適量食べた際の効果・効能についても紹介するので参考にしてみてくださいね。
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春菊を食べ過ぎると危険って本当?
すき焼きや鍋の具材としてよく使われる春菊ですが、春菊を食べ過ぎると危険という説があります。春菊を食べ過ぎるとどのような症状が出るのでしょうか。今回は春菊を食べ過ぎた時の症状や、1日の摂取量の目安、健康効果について解説します。
春菊を食べ過ぎるとどうなる?
冬から春にかけて味わえる春菊は、香り豊かで栄養豊富な野菜ですが、春菊を食べ過ぎてしまった場合、体にどのような症状が現れるのでしょうか。ここでは、春菊を食べ過ぎた時のアレルギー症状や副作用について解説します。
①アレルギー症状の可能性
春菊は栄養効果も高い野菜ですが、食べ過ぎることで下記のようなアレルギー症状を引き起こすことがあります。
・蕁麻疹
・口の周りがかゆくなる
・湿疹
・吐き気
・下痢
・嘔吐
・目のかゆみ
・のどの痛み
春菊アレルギーはあまり知られていない為、症状が出てもすぐにアレルギーとわからないこともあります。発症するタイミングは個人差があるので、症状がひどい場合などは病院を受診した方が良いでしょう。また、上記以外で春菊を洗っている時に、手がかゆくなるなどの症状が出る人もいます。
②消化不良による下痢・腹痛
春菊に含まれる食物繊維は、便秘になりがちな女性や妊婦が積極的に摂りたい栄養素ですが、食べ過ぎにより下痢や腹痛を引き起こす恐れがあります。食物繊維は適量であれば便秘を改善するメリットがありますが、摂り過ぎることで水分量が多くなり、消化不良や下痢を引き起こしてしまうので注意が必要です。
③血液が固まる薬が効かなくなる
血液をサラサラにする薬のワーファリンを飲んでいる場合、春菊の食べ過ぎで薬が効かなくなる恐れがあります。ワーファリンは、ビタミンKの働きを抑え血栓ができないようにする薬です。しかし、春菊を食べ過ぎると、逆にビタミンKを過剰摂取する事になり、薬の作用と逆に働いてしまうことが原因です。
春菊を食べ過ぎにならない適量は?
春菊を食べ過ぎるとアレルギー症状やさまざまな副作用があることがわかりましたが、1日の適量とはどの程度が目安なのでしょうか。春菊は栄養効果も高く、適量を食べることで多くの効能が得られます。ここでは、春菊の1日の摂取量の目安について解説します。
春菊の適量は1日100gまで
春菊の1日の摂取量の目安は100gまでとなり、スーパーで購入する春菊で大体1/2束位になります。春菊は小松菜やほうれん草に比べβカロテンの量が多く、1/2束程で1日に必要なビタミンAは摂取できることになります。
春菊を食べる時に食べ過ぎ以外の注意点は?生は危険?
βカロテンの含有量が、同じ緑黄色野菜のほうれん草や小松菜に比べ多く含まれているなど、栄養豊富な春菊ですが、食べ過ぎ以外に注意する点はあるのでしょうか。ここでは、春菊を生で食べるときの注意点を解説します。