春菊を食べ過ぎると下痢になる?生食も危険?適量や食べ方の注意点など紹介!

春菊を食べ過ぎると危険というのは本当なのでしょうか?今回は、春菊を食べ過ぎるとどうなるかを〈下痢・アレルギー〉など症状や適量を、〈生食の危険性〉など食べ過ぎ以外の懸念点とともに紹介します。春菊を適量食べた際の効果・効能についても紹介するので参考にしてみてくださいね。

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目次

  1. 春菊を食べ過ぎると危険って本当?
  2. 春菊を食べ過ぎるとどうなる?
  3. ①アレルギー症状の可能性
  4. ②消化不良による下痢・腹痛
  5. ③血液が固まる薬が効かなくなる
  6. 春菊を食べ過ぎにならない適量は?
  7. 春菊の適量は1日100gまで
  8. 春菊を食べる時に食べ過ぎ以外の注意点は?生は危険?
  9. 春菊はシュウ酸の含有量が少なく生食でもOK
  10. 春菊は残留農薬の可能性があるのでしっかり洗おう
  11. 春菊を食べると良い効果も?期待できる効能は?
  12. 春菊を食べ過ぎるのは避けよう

春菊はシュウ酸の含有量が少なく生食でもOK

鍋の具材で使われることの多い春菊ですが、春菊はシュウ酸の含有量がほうれん草と比べて少く、生食が可能です。生の春菊は苦味も少なく、葉も柔らかいのでサラダにぴったりです。生食できる部分は葉の部分で、あく抜きをせずに食べることできます。

春菊は残留農薬の可能性があるのでしっかり洗おう

しかし、春菊を生で食べるときは、残留農薬の可能性があるのでしっかり洗うことが大切です。泥がついている春菊は5分程つけて置き、その後ゆすりながらきれいになるまで洗いましょう。比較的きれいな春菊は、水を2、3回変えながら流水でゆすりながら洗ってください。

春菊を食べると良い効果も?期待できる効能は?

春菊は適量を食べることで、体に良い効果や効能が期待できる野菜です。春菊に含まれる主な栄養素は、以下の通りです。

・βカロテン
・ビタミンK
・ビタミンC
・カルシウム
・カリウム
・食物繊維
・鉄
・葉酸


βカロテンは体内でビタミンAに変換され、ビタミンAは粘膜や目、皮膚を健康に保つビタミンです。また、動脈硬化やがんなど生活習慣病の予防にも役立ちます。ビタミンCは美肌効果や抗酸化作用があるので、免疫力向上などの効果が期待できます。ビタミンKは血液を凝固させ、けがをしたときに出血を止める働きや、骨の形成に重要な役割がある栄養素です。

また、春菊に含まれるカリウムは、ナトリウムの排出を促して、高血圧の予防に役立ちます。カルシウムや鉄は、骨粗しょう症の予防、鉄は貧血予防にもなります。葉酸はお腹の赤ちゃんの成長に役立つ働きがあり、妊婦は積極的に摂りたい大事な栄養素の一つです。

(*春菊の栄養について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

春菊(シュンギク)の栄養素と効能は?美容効果あり?成分を逃がさない食べ方も紹介!

春菊を食べ過ぎるのは避けよう

独特の香りと風味が美味しい春菊ですが、食べ過ぎによりアレルギー症状が出たり、消化不良で腹痛を起こしたりすることがあります。しかし春菊は栄養豊富な野菜で、適量を守ることで健康効果も得られます。食べ過ぎに注意しながら健康な体作りをしていきましょう。

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