アピオスは食べ過ぎると危険?適量は?栄養価や効果・効能も紹介!
アピオスを食べ過ぎるとどうなるのか知っていますか?栄養豊富な食べ物ですが食べ過ぎには注意が必要です。今回は、アピオスの食べ過ぎによる<太る・嘔吐・下痢>などの副作用と1日の摂取量の目安を紹介します。アピオスを適量食べた時の効果・効能や、食べ方・レシピのおすすめも紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
アピオスに含まれるペプチドやカルシウムは、血圧の上昇を抑えるのに役立つ栄養素です。ペプチドには、血圧を上げるアンジオテンシン変換酵素の働きを抑制する作用があります。また、カルシウムが不足すると高血圧の原因に繋がるため、カルシウムが豊富に含まれるアピオスを食べることで高血圧の予防効果が期待できるでしょう。(※11)
②アンチエイジング
アピオスに含有されるビタミンEには、老化の原因となる体内の酸化を抑制する抗酸化作用があることから、アンチエイジング効果が期待されています。
また、ビタミンEは紫外線などの外的刺激から肌を保護したり、肌の水分量を保持するためのバリア機能を調節して若々しい肌へと導きます。さらに、血行を促すことにより皮膚の新陳代謝を向上させてメラニンを排出する作用もあるため、しみやそばかすを予防する美肌効果も見込めるでしょう。
③糖尿病予防・腸内環境改善
アピオスを食べると、糖尿病の予防や腸内環境の改善効果が期待できます。アピオスに含まれる水溶性食物繊維は、糖の吸収を抑えて食後に高血糖の状態になりにくくする働きがあることから、糖尿病の予防効果が見込まれています。
また、水溶性食物繊維は大腸内で発酵と分解が行われるとビフィズス菌が増加するため、腸内環境を改善するのに役立つ栄養素です。腸内環境が良くなることで整腸効果が得られ、便秘の解消にも繋がります。(※12)
④癌予防
アピオスを適量食べると、大腸癌の予防に繋がることが明らかになっています。アピオスに含まれるカルシウムは、大腸癌を促進させる遊離脂肪酸や二次胆汁酸と結合することで毒性を弱め、大腸の粘膜に及ぼす発癌の影響を弱体化させると考えられています。
またアピオスのビタミンEがもつ抗酸化作用には、癌の原因となる活性酸素を除去する働きがあることから、癌の予防効果を発揮する栄養素だと言えるでしょう。
アピオスの食べ方・おすすめレシピを紹介!
アピオスを初めて食べる人は、レシピを参考に調理するのがおすすめです。ここでは、アピオスのおすすめの食べ方やレシピを3品紹介するので、参考にしてください。
①アピオスの素揚げ
アピオスを皮付きのままで油で揚げて塩を振って仕上げる、素揚げのレシピです。アピオスを油で調理することで、ビタミンEの吸収率が高まります。塩のほか、カレー粉や顆粒コンソメなどをまぶすのもおすすめです。
②アピオスと鶏肉の煮物
アピオスを煮物の具材に使って、メイン料理を作るのもよいでしょう。醤油の塩気がアピオスのほのかな甘味を引き立てて、美味しく仕上がります。煮込んだ後には、アピオスに竹串を指して火の通りを確認してください。
③アピオスの味噌汁
アピオスを、和食の定番である味噌汁に活用するのもおすすめです。こちらのレシピではアピオスのワイン蒸しを使っていますが、生のアピオスを使う場合は水から煮込んで作ってください。