レッドブルを1日2本は死ぬ?日本で事故も起きた?適量や安全な飲み方を紹介!
レッドブルは1日に2本で死ぬのは本当でしょうか?理由が気になりますよね。今回は、レッドブルが2本で死ぬとされる理由や1日の適量など、安全な飲み方を紹介します。レッドブルの飲み過ぎによる〈日本・海外〉の死亡例も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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レッドブルは1日に2本で死ぬって本当?
エナジードリンクの中でも人気の高いレッドブルは、1日に2本飲むことで死ぬといった噂があるようです。この記事ではレッドブルを飲みすぎると起こる、体への異常などを紹介します。まずはレッドブルを1日2本飲むと、本当に死ぬのかを説明します。
レッドブルは2本で死ぬことはないが控えるべき
レッドブルを1日に2本飲んでも、死ぬことはありません。しかし、レッドブルに限らずエナジードリンクの飲み過ぎは、体へさまざまな影響を及ぼすことがあるので注意しましょう。特に10代や子供はレッドブルの摂取許容量が大人よりも少ないため、容量を守って飲むようにしてください。
レッドブルが2本で死ぬと言われる理由は?
ここでは、レッドブルを2本飲むと死ぬと言われている理由を紹介します。死ぬと言われる理由を知っておくと、1日に2本のレッドブルは死亡することはなくても過剰摂取であることがわかるので、参考にしてください。
①カフェインの摂り過ぎにつながる
100mlあたり | カフェイン量 | 一日の適量に占める割合 |
レッドブル | 32mg | 8% |
モンスター(緑) | 40mg | 10% |
缶コーヒー | 約50~80mg | 約10~20% |
レッドブルを飲み過ぎると、カフェインの過剰摂取により体に以下のような悪影響を及ぼします。
・動悸
・呼吸困難
・睡眠障害
・精神の乱れ
・不安感
・焦燥感
上記の表の一日の適量に占める割合は、成人におけるカフェインの1日の摂取量目安を400mgとして算出しています。レッドブルのカフェインの含有量は、モンスターや缶コーヒーと同じくらいの数値です。
カフェインはコーヒーやお茶などにも含まれる成分ですが、レッドブルはジュースのような甘さがあり、一気に飲める味わいです。そのためカフェインの摂取量も多くなり、大量摂取の原因となるので注意しましょう。カフェイン中毒は一度発症するとやめるには難しく、中にはうつ病となり、自殺の原因となることもあります。
②アルギニンの過剰摂取
レッドブルには、カフェイン以外にアミノ酸の一種であるアルギニンと呼ばれる成分が含まれており、過剰摂取すると以下のような影響があります。
・下痢
・胃痛
・肝臓や腎臓への負担
・疲労感
・倦怠感
アルギニンの摂取目標は1日2g~4gで、レッドブルには100mlあたり120mgが含まれています。アルギニンは元々人間の体で作り出される成分で、過剰に摂取しなければ上記のような影響はほとんどありません。しかし、肝臓や腎臓に疾患がある場合は命にかかわるので注意してください。
③カロリー・糖質が多め
100mlあたり | カロリー | 糖質 |
レッドブル | 45.4kcal | 11g |
アップルジュース | 46kcal | 11.4g |
オレンジジュース | 42kcal | 9.9g |
コカコーラ | 45kcal | 11.3g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)
上記はレッドブルと人気のソフトドリンクのカロリーと糖質量で、摂取し続けると以下の影響が起こる可能性があります。
・肥満
・糖尿病
・高血圧
・虫歯
レッドブルのカロリーは、250mlでは1本当たり113.5kcal、糖質量は27.5gで、他のソフトドリンクと比べても大きな差はありません。レッドブルを1日に2本飲んでも致死量にはならないものの、日常的に飲むと上記のようなさまざまな疾患を抱える恐れがあります。
(*レッドブルのカロリー・糖質やダイエット効果について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
(*レッドブルの飲み過ぎは体に悪いかどうかについて詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)