桃のカロリー・糖質は高い?太る?ダイエット効果や食べ方のおすすめなど紹介!

【管理栄養士監修】桃のカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、桃(1個)のカロリー・糖質量を他の人気な果物と比較しながら紹介します。桃を存分に味わえるよう、桃の栄養価とダイエット効果、また食べ過ぎの注意点についても紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 熊橋麻実
Instagram Ameba Nadia
管理栄養士。保育園での管理栄養士経験8年、その他、社員食堂・タワーマンション内カフェ・料理教室などにも従事。現在、レシピ提供や講師・...
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管理栄養士。保育園での管理栄養士経験8年、その他、社員食堂・タワーマンション内カフェ・料理教室などにも従事。現在、レシピ提供や講師・記事執筆などの活動をしながら、現役で園児の給食管理を行っています。これまでの経験を活かし、栄養学の知識をわかりやすくお伝えできればと思います。

目次

  1. 桃のカロリー・糖質量は高い?太る?
  2. 桃(1個)のカロリー・糖質量
  3. 桃(100g)のカロリー・糖質量を他の果物と比較
  4. 桃の栄養価とダイエット効果は?
  5. ①カリウム|むくみ解消
  6. ②食物繊維(ペクチン)|便秘解消
  7. ③カテキン|脂肪の吸収を抑制
  8. ④ナイアシン|代謝の促進
  9. ⑤GI値が低い
  10. 桃のダイエット向きの食べ方の注意点は?
  11. ①食べ過ぎると中性脂肪がたまりやすい
  12. ②缶詰で食べない
  13. 桃のカロリーに注意して食べよう

桃のカロリー・糖質量は高い?太る?

桃は、果物の中でも人気上位に入るフルーツの一つです。桃のカロリーと糖質量、また他の果物との違いを参考に見てみましょう。

桃(1個)のカロリー・糖質量

出典:https://www.eiyoukeisan.com/calorie/img/gram/kudamono/momo_2.JPG

カロリー 糖質 食物繊維
桃(100g) 40kcal 8.9g 1.3g
桃(L1個:260g) 104kcal 23.1g 3.4g
桃(M1個:210g) 84kcal 18.7g 2.7g
桃(S1個:190g) 76kcal 16.9g 2.5g
桃(1切れ:25g) 10kcal 2.3g 0.3g

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

桃1個の総重量は大体230gとされています。ここでは、桃の大きさ別カロリーと糖質量、食物繊維量を比較しました。主食となるご飯1膳160gのカロリーは269kcal、糖質59g、おやつのチョコレート1枚50gのカロリーは279kcal、糖質26gなので、ほかの食品と比べても低カロリーだとわかります。

熊橋麻実

管理栄養士

桃は果汁たっぷりでとろける食感が特徴です。美味しい時期は7から9月にかけてです。甘い香りがあり、皮のうぶ毛がきれいで、傷やあたりがないものを選びましょう。

桃(100g)のカロリー・糖質量を他の果物と比較

カロリー 糖質
40kcal 8.9g
メロン 42kcal 9.8g
43kcal 10.4g
りんご 54kcal 13.1g
ぶどう 59kcal 15.2g
バナナ 86kcal 21.4g

これは、人気の高い果物6種類に含まれるカロリーと糖質量を比較したものです。比較した果物の中で桃は低カロリー・低糖質となっています。特にバナナは桃の2倍以上のカロリー・糖質量があり、桃は果物の中でも太りにくいフルーツと言えます。

桃の栄養価とダイエット効果は?

ダイエット効果を高めるために、何が身体に良いのか、何に効果があるのかを4つご紹介します。

①カリウム|むくみ解消

カリウムは、細胞膜の浸透圧をナトリウムとともに調整する働きがありますが、体内のナトリウム量を調節し、増え過ぎた塩分の吸収を抑制して、体外に排出する効果もあります。その結果、水分量のバランスを保ち、むくみ解消や血圧を下げる働きがあるので、ダイエットに効果的です。(※2)

熊橋麻実

管理栄養士

カリウムは調理で煮汁に溶け出しやすいミネラルです。加熱せず食べるとカリウムを効率よく摂取できるので、生で食べる桃はカリウムの摂取に向いていると言えます。

②食物繊維(ペクチン)|便秘解消

桃の中に含まれる水溶性の食物繊維はペクチンで、水に溶けてゼリー状にり、胃腸をゆっくり移動するので満腹感が続きます。腸内では固くなった便を柔らかくし、蠕動運動を促すので、便秘解消に効果的です。また、腸内環境を整え、食後の血糖値の上昇を抑制し、コレステロール値の低下、高血圧の予防にも効果があります。

さらに、不溶性食物繊維も同じくらい含まれ、こちらは便のかさを増し、腸内のデトックスをします。どちらも腸内環境を整えることで、ダイエットに貢献します。(※3)

③カテキン|脂肪の吸収を抑制

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