はっさくのカロリー・糖質は?ダイエット効果や食べ過ぎの注意点など紹介!

【管理栄養士監修】はっさくのカロリー・糖質量を知っていますか?今回は、はっさく(1個)のカロリー・糖質量を他のフルーツと比較しながら紹介します。はっさくの栄養価とダイエット効果や、食べ過ぎに注意すべき理由も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 住吉彩
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”...
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管理栄養士、野菜ソムリエプロ。 病院で1000人以上の食事指導、栄養管理を経験。現在は”食のチカラで、心も身体も健幸美人で溢れる社会を作りたい!”という思いから独立し、講座を主宰したり、講演、執筆、監修などを行っている。趣味は家庭菜園。万年ダイエッターを卒業するためのポイントをまとめたメルマガも配信中。

目次

  1. はっさくのカロリー・糖質量は?
  2. はっさく(1個)のカロリー・糖質
  3. はっさくのカロリー・糖質量を他のフルーツと比較
  4. はっさくの栄養価と効能は?ダイエット効果あり?
  5. ①食物繊維|便秘解消・整腸効果
  6. ②カリウム|むくみ解消
  7. ③ナリンギン|中性脂肪を分解
  8. はっさくは食べ過ぎに注意?理由は?
  9. カリウムが服用薬の効能を邪魔する可能性がある
  10. 果糖は中性脂肪に変わりやすい
  11. 1日に1個まで
  12. はっさくのカロリーに注意して食べよう

はっさくのカロリー・糖質量は?

ヘルシーなイメージが強いはっさくですが、カロリーや糖質はどれくらいあるのでしょうか。他のフルーツとの比較も紹介します。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

はっさく(1個)のカロリー・糖質

商品名 カロリー 糖質 食物繊維 1日のカロリー摂取量に占める割合
はっさく(100g) 45kcal 10g 1.5g 2%
はっさく(1個:215g) 97kcal 21.5g 3.23g 4%
はっさく(一房:20g) 9kcal 2g 0.3g 0%

上記は、はっさくのカロリー・糖質量などを表にした物です。330gのはっさく1個で、可食部210g程度となるので参考にして下さい。1日あたりの間食のカロリーは200kcal程度が適切と言われているので、はっさく一つで半分ほどの数値になります。食物繊維も摂れるので、ヘルシーなおやつとして楽しむのも良いでしょう。

はっさくのカロリー・糖質量を他のフルーツと比較

カロリー 糖質
いちご 34kcal 7.1g
はっさく 45kcal 10g
みかん 45kcal 11.1g
パイナップル 51kcal 11.9g
りんご 54kcal 13.1g
ぶどう 59kcal 15.2g
(100gあたり)

はっさくは、他のフルーツと比較してもカロリーが低めであることがわかります。糖質量は特別低くありませんが、食べ過ぎなければダイエット中でもおすすめの食材と言えるでしょう。また、はっさくは1個当たりの量が多く、いちごやブドウと比較して量が調節しにくい点に注意しましょう。

はっさくの栄養価と効能は?ダイエット効果あり?

カロリーや糖質が低いはっさくですが、栄養価や効能、ダイエットへの効果はどうなのでしょうか。

①食物繊維|便秘解消・整腸効果

はっさくには、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。水溶性食物繊維は便を柔らかくしてくれるため、便秘解消効果が期待できます。また、食物繊維は大腸で善玉菌のエサとなるので、腸内フローラも整います。便秘になると脂肪が蓄えられやすくなるので、腸内環境を整えることはダイエット面でも効果があります。(※2)

②カリウム|むくみ解消

はっさくに含まれるカリウムには、体内の塩分量を調節する働きがあるため、むくみ解消に効果が期待できます。むくみが解消されると見た目がすっきりするだけではなく脂肪も付きにくくなるので、ダイエット中もしっかりカリウムを摂取しておきましょう。(※3)

③ナリンギン|中性脂肪を分解

ナリンギンははっさくの苦みの元となっている栄養素で、中性脂肪を分解する働きを持っています。ナリンギンには中性脂肪を分解する効果以外にもイライラや食欲を抑える効果があるので、ダイエットの強い味方となってくれるでしょう。

ダイエット中に食欲を抑えられなくなった時は高カロリーなお菓子を避け、ナリンギンを含むはっさくを食べるのがおすすめです。

住吉彩

管理栄養士

ナリンギンは、はっさくの「中袋」に多く含まれています。そのため、口に残るからといって皮を捨てるのは非常にもったいないです。せっかくの栄養素を無駄なく食べるためにも、中袋も一緒に食べてみてはいかがでしょうか?

(*はっさくの栄養価と効能について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)

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