チャイは体に悪い?飲み過ぎるとどうなる?1日何杯が適量かも紹介!
チャイの飲み過ぎは体に悪いと言われるのはなぜでしょうか?今回は、チャイの飲み過ぎが体に悪い理由・影響を、飲み過ぎにならない1日の量や飲む際の注意点とともに紹介します。チャイを適量飲んだ時の効果も紹介するので参考にしてみてくださいね。
(このページにはPRリンクが含まれています)目次
チャイは体に悪いって本当?飲み過ぎはNG?
チャイとはインド式に甘く煮出したミルクティーのことで、色々なスパイスを入れて楽しむ紅茶の一種ですが、飲み過ぎると体に悪いという話もあります。ここでは、チャイの飲み過ぎが体に悪いと言われる理由や、おすすめの飲み方などを紹介します。
チャイを飲み過ぎが体に悪い理由とは?どうなるの?
チャイの飲み過ぎは、どうして体に悪いと言われるのでしょうか。ここでは、チャイを飲みすぎると体に悪いと言われる理由について、チャイに含まれる栄養成分から紹介します。
理由①カフェインの過剰摂取
チャイは紅茶の一種で、カフェインを含んでいるため、飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取で以下のようなデメリットがあります。
・心拍数の増加
・興奮
・不安感の増加
・不眠
・下痢
・吐き気
カフェインには興奮作用があるので、不眠症や心拍数の増加などの症状を引き起こします。また、不安感を増加させるなど、精神的な不調を招くほか、下痢や吐き気などの胃腸の不調にもつながります。(※1)
理由②タンニンの過剰摂取
チャイにはタンニンが含まれており、タンニンの過剰摂取により以下の症状があらわれる恐れがあります。
・貧血になりやすい
・便秘
・腹痛や下痢
・吐き気
タンニンは鉄の吸収を妨げる効果があるので、摂りすぎると貧血になりやすいです。また、腸の中で便を固くする効果もあり、便秘の原因になることもあります。タンニンは刺激が強い栄養成分なので、胃腸を刺激して腹痛や下痢、吐き気などの症状の原因になることも珍しくありません。(※2)
理由③シュウ酸の過剰摂取
チャイの原料である紅茶には、以下のようなデメリットがあるシュウ酸も含まれているため、飲み過ぎには注意が必要です。
・尿路結石になる
・歯石がたまる
チャイを飲んでシュウ酸を摂取すると、体内でカルシウムと結合し、シュウ酸カルシウムとなって便で排泄されます。しかし、チャイの飲み過ぎでシュウ酸の過剰摂取となると、便として排泄できなかったものが尿の中でシュウ酸カルシウムとなります。尿の中で生じたシュウ酸カルシウムは、尿路結石の原因になると言われていて注意が必要です。
また、シュウ酸の摂り過ぎは歯石が増える原因にもなります。(※3)
理由④カロリー過多で太る恐れ
100mlあたり | カロリー | 糖質 |
チャイ | 37kcal | 3g |
紅茶 | 1kcal | 0.1g |
ブラックコーヒー | 4kcal | 0.7g |
緑茶 | 2kcal | 0.2g |
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※4、5)
チャイは飲みすぎると太る心配があるところも、体に悪いと言われる理由の一つです。チャイには牛乳が含まれているため、紅茶や緑茶、ブラックコーヒーよりもカロリーや糖質が多いです。甘みを出すため砂糖が加えられている場合も多く、飲み過ぎると太る原因になります。
チャイの飲み過ぎにならない量は?1日何杯までOK?
チャイの飲み過ぎは体に悪い場合がありますが、どのくらいの量を飲めばよいかわからないという人も多いです。ここでは、チャイの飲み過ぎにならない、1日に飲んでよい量について紹介します。
チャイは1日に350ml(カップ1〜2杯程度)までにする
チャイは1日にコップ1~2杯にあたる、約350mlまでを目安に飲むのがおすすめです。チャイの適切な量を考えるには、カフェインやタンニンの含有量とカロリーを参考にするのがおすすめです。タンニンは、具体的な1日の摂取量の目安がありませんが、飲み過ぎないように気を付ける必要があります。
カフェインの1日の摂取量の目安は、健康な成人で約400㎎までと言われています。紅茶の浸出液に含まれるカフェイン量は100ml当たり約30㎎なので、1000ml程度飲めることになりますが、他の食品から摂取するカフェイン量も考える必要があります。さらに、チャイはカロリーが高い飲み物です。
一般的に1日の間食から摂っても良いとされるカロリーは200kcalまでなので、チャイのカロリーから考えると、適正な量はおよそ350ml程度となります。