ルイボスティーの危険性・副作用は?飲み過ぎはやばい?下痢・頻尿になる?
ルイボスティーの危険性・副作用を知っていますか?飲み過ぎには注意が必要です。今回は、ルイボスティーの飲み過ぎによる<めまい・頻尿・胃痛・気持ち悪い・下痢>などの危険性・副作用を紹介します。ルイボスティーの1日の適量や、効果・効能も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ルイボスティーに危険性・副作用があるって本当?
ルイボスティーは不老長寿のお茶と言われ、古くから治療目的としても活用されてきました。現在もノンカフェインのお茶として、幅広い世代の人々が好んで飲んでいます。しかしこのルイボスティーには、危険性や副作用があると言われることがあるようです。今回は、ルイボスティーを飲むことのリスクについて解説します。
ルイボスティー自体に危険はないが飲み過ぎに注意が必要
基本的にルイボスティーには、危険な成分は含まれていません。ノンカフェインのお茶のため、カフェインの摂りすぎの心配もありません。しかし必要以上に飲みすぎてしまうと健康を害し、様々な不調を引き起こすことがあるため注意が必要です。
ルイボスティーを飲みすぎる危険性・副作用は?
基本的には害のないとされているルイボスティーですが、飲みすぎることによって起こるデメリットは何なのでしょうか。ここではルイボスティーの飲み過ぎによる危険性や、どんな副作用があるのかについて紹介していきます。
①肝臓・腎臓が弱い人は副作用のリスクがある
ルイボスティーにはマグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富です。これらのミネラルは、体の水分量を調節しむくみを予防したり、血圧をコントロールしたりする作用があります。細胞の機能を維持し、身体の機能を正常に保つため、人間にとって欠かせない栄養素のため、基本的に心配ないと言えます。
ミネラルは過剰に摂取しても、体内から自然に排出されます。しかし肝臓や腎臓が丈夫でない人がルイボスティーを摂りすぎてしまうと、ミネラルを十分に排出できず体の中にため込んでしまうことがあります。それにより血圧が低下したり、脱力感や頭痛を引き起こしたりしてしまう危険性があるため注意が必要です。
しかし肝臓や腎臓の機能に不安がある人でも、1日に2Lを毎日飲むというような過度な飲み方をしない限りは問題ありません。(※1、2)
(*ルイボスティーの肝臓や腎臓への影響について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
②めまい
ルイボスティーを飲んでめまいを起こしてしまったという報告が、ごく稀にあるようです。めまいの原因は様々ですが、食事後に血圧が急降下することで起こりえます。ルイボスティーには血圧を下げる効果があるので、身体が対応しきれずめまいを起こしてしまうということが考えられます。
普段から健康な人であれば心配ありませんが、自律神経系の病気で通院している人や高齢者は、少し注意して飲みましょう。(※3)
③頻尿
ルイボスティーに多く含まれるカリウムには利尿作用があるので、体内の余分な水分やナトリウムを排出するのを助けてくれます。しかし飲みすぎることで、トイレが近くなってしまうことがあります。日常生活に支障をきたすほどトイレが近くなるというケースはないものの、心配な場合は就寝前や外出前に飲むのは避けましょう。
④水銀の噂
水銀は運動機能障害、神経障害、頭痛などを誘発する恐れのある有毒な物質です。妊婦が摂取することで胎児の発育にも悪影響を及ぼすことが知られています。一時ルイボスティーと水銀の関係性が騒がれたことがあります。ルイボスの原産国である南アフリカ共和国の土壌から水銀が見つかったことから、ルイボスティーも水銀を含有しているのではと話題になりました。
しかし日本で販売されているルイボスティーは、国の食品衛生法に基づき、しっかりと安全性を証明されているため、特に危惧する必要はありません。(※4)
⑤胃痛・気持ち悪い
ルイボスティーは食物繊維も豊富です。食物繊維は食事後の血糖の上昇を緩やかにしたり、便を柔らかくして排出を助けたりする作用があります。しかしまれに食物繊維の過剰摂取で、胃痛や胃の不快感を感じることがあるようです。
また、冷たいルイボスティーを飲みすぎることによってお腹が冷え、胃痛を引き起こすこともあります。心配な人は飲む量や濃さ、温度に気を付けましょう。(※5)