お茶にカロリーはある?ない?紅茶・緑茶などのダイエット効果も紹介!

【管理栄養士監修】お茶のカロリーはゼロと言われますが本当でしょうか?今回は、お茶(1杯/500mlペットボトル)のカロリーを〈緑茶・紅茶・玄米茶〉など種類別に一覧で比較しながら紹介します。お茶のダイエット向きの飲み方や、ダイエット効果も紹介するので、参考にしてくださいね。

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専門家監修 |管理栄養士・栄養士 竹本友里恵
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。...
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管理栄養士の国家資格を取得後、病院に勤務し献立作成や調理に携わる。現在はエンジニアとして働きながら、栄養サポートや栄養系メディアの記事監修など行っています。最近はスポーツ栄養にも興味あり。趣味はフラワーゼリーなどのお菓子作りや写真です。幼少期から高校まで過度な野菜嫌いと偏食だった経験があり、食事によって身体の調子が良くなる事を体感したことから管理栄養士を目指す。正しい知識を学び、楽しい人生を送りましょう!よろしくお願いします。

目次

  1. お茶にカロリーはある?ない?
  2. 全てカロリーゼロではない
  3. お茶(1杯)のカロリーを一覧で比較
  4. お茶のダイエット向きの飲み方は?
  5. ①紅茶はストレートで飲む
  6. ②氷抜き・温かいお茶を飲む
  7. お茶にあるダイエット効果は?
  8. ①カテキンの脂肪燃焼する効果
  9. ②カフェインは運動時に脂肪燃焼
  10. ③水溶性食物繊維で腸内環境改善
  11. お茶のカロリーに注意して飲もう

お茶にカロリーはある?ない?

ダイエット中の水分補給やリフレッシュにさっぱりしているお茶は最適ですが、実際のところお茶のカロリーはどれくらいなのでしょうか。種類によって差はあるのかなど、お茶のカロリーについて詳しく説明します。

※1日の摂取量は成人男性の目安です
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています(※1)

全てカロリーゼロではない

お茶はヘルシーでゼロカロリーのイメージがありますが、種類によっては茶葉から溶け出したたんぱく質や食物繊維が含まれているため、カロリーがある物もあります。それほど高い数値では無いですが、ダイエット中など、細かい数値を把握したい方は覚えておきましょう。

お茶(1杯)のカロリーを一覧で比較

カロリー(1杯:200ml) カロリー(ペットボトル:500ml)
煎茶 4kcal 10kcal
玉露 10kcal 50kcal
烏龍茶 0kcal 0kcal
麦茶 2kcal 5kcal
ほうじ茶 0kcal 0kcal
玄米茶 0kcal 0kcal
紅茶 2kcal 5kcal
抹茶 14kcal 35kcal

表から、お茶の種類によってカロリーが違うことが分かります。同じ緑茶の種類でも煎茶、玉露、抹茶と使用する茶葉の量が増えることでカロリーが上がります。全体的に低カロリーではありますが、お茶にも種類によってカロリーがあるので気にかけておきましょう。

竹本友里恵

管理栄養士

お茶は製造方法の違いによって、不発酵茶(緑茶)、半発酵茶(ウーロン茶)、発酵茶(紅茶)、後発酵茶(プーアル茶など)に分類されます。お茶の種類の違いは、主に栽培方法や収穫する時期、製造工程などの違いです。不発酵茶とは、茶葉を収穫した後、熱を加えることで酵素を不活性化させ、働きを止め発酵させずに作られます。摘み取った1種類のお茶の葉っぱから、緑茶も紅茶もウーロン茶も作れるのは面白いですね。緑茶でも、前茶・かぶせ茶・玉露などの違いで含まれる栄養素量が違ってくるので、色々な味を試してみてください。

お茶のダイエット向きの飲み方は?

ダイエット中にお茶を飲むときおすすめの、太りにくい飲み方を紹介します。

①紅茶はストレートで飲む

(1杯あたり) カロリー 糖質
はちみつ 30kcal 8g
砂糖 19kcal 5g
コーヒーフレッシュ 12kcal 0.2g
粉末しょうが 11kcal 0.73g
牛乳 8kcal 0.47g
レモン果汁 1kcal 0.17g

紅茶をストレートで飲んだ場合、500mlのペットボトル1本でも5kcalとかなり低カロリーですが、ミルクや砂糖を加えればそのカロリーが加算されます。ロイヤルミルクティーは牛乳で紅茶を煮出すため、200mlでも162kcalとカロリーは高めです。

表からも分かりますが、はちみつやしょうがは健康効果も期待出来るものの、ゼロカロリーではありません。沢山の量を飲むときは、カロリーを考慮しストレートで飲むのがおすすめです。

②氷抜き・温かいお茶を飲む

スポーツをすると冷たい飲み物が欲しくなりますが、体内の臓器を急激に冷やすと代謝が落ちるなど、ダイエットの妨げとなります。肝臓の働きも落ちると体内に脂肪も付きやすくなるので、ダイエット時は出来るだけ常温以上の温度で楽しむのが良いでしょう。

お茶にあるダイエット効果は?

ここまでは、ダイエットの負担にならないためのお茶の飲み方について紹介しました。この章ではお茶が持つ、ダイエットに有効な効果について見ていきましょう。

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