チートデイとは?カロリーの目安や頻度・周期は?コツ・注意点を解説!
チートデイとは何か知っていますか?カロリーの目安はどのくらいなのでしょうか?今回は、チートデイの<男性・女性>ごとの摂取カロリー量の目安はどれくらいかや、<頻度・周期>などのやり方を紹介します。チートデイの<カロリーオーバーする>などのポイントや、<停滞期に行う>などの注意点も紹介するので参考にしてみてくださいね。
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- そもそもチートデイとは何?どんな効果がある?
- チートデイとはダイエット停滞期に設ける食事制限のない日
- 効果①低下した代謝を元に戻す
- 効果②ダイエット中のストレス軽減
- チートデイのやり方は?摂取カロリー量の目安や頻度・周期などを解説!
- ①カロリー量の目安は基礎代謝の3倍
- ②頻度・周期は週に1回が目安
- ③食べるものは自由でOK
- ④チートデイ後の体重の変化を管理する
- ⑤可能であれば間隔を広げるのがおすすめ
- チートデイの注意点は?痩せるために気をつけることは何?
- ①チートデイ以外の日のカロリーはしっかり制限する
- ②きちんと停滞期を見極めて行う
- ③一定の体脂肪率以上の場合はチートデイをしない
- ④運動は控える
- チートデイのカロリーや頻度・周期に注意しよう
そもそもチートデイとは何?どんな効果がある?
チートデイは太るだけではないかとの声もありますが、ダイエット効果はあるのでしょうか。まずは、チートデイを設ける意味や、その効果について紹介します。(※1)
チートデイとはダイエット停滞期に設ける食事制限のない日
チートデイとは、ダイエット中に停滞期が訪れた際に設ける食事制限をしない日のことです。大手フィットネスクラブでも、減量中にチートデイを設けることを推奨しています。
ダイエットによって体重の減少が続くと、体が危機を感じて必ず停滞期が訪れます。停滞期の期間には個人差がありますが、人によっては2~3ヶ月ほど続く場合があるため、なるべく早く体を元の状態に戻すことがダイエット成功のポイントです。
効果①低下した代謝を元に戻す
チートデイに多くの食事を摂ると、栄養素の消化・吸収のために代謝が活発に働くのが特徴です。ダイエット中は食事量が減少して体が飢餓状態になり、代謝を落として体重が減りにくくなります。そこでチートデイを設けると、落ちた代謝が元に戻り、停滞期から抜け出しやすくなります。
また、ダイエット中に足りない栄養素を補うことで、体の調子を整えて痩せやすい状態にするためにも効果的です。
効果②ダイエット中のストレス軽減
チートデイは、ダイエット中のストレス軽減にも効果的です。ダイエット中は、デザートや揚げ物のような高カロリーの食品を我慢することが多いため、強いストレスを感じます。食事制限のないチートデイを定期的に設けることで食べられないストレスから解放され、ダイエットのモチベーションも上がりやすくなります。
チートデイのやり方は?摂取カロリー量の目安や頻度・周期などを解説!
ダイエットを効果的に進めるために役立つチートデイですが、具体的にどのように行うのでしょうか。ここでは、チートデイの摂取カロリー量の目安や行う頻度・周期などを紹介します。
①カロリー量の目安は基礎代謝の3倍
年齢 | 基礎代謝(男性) | 基礎代謝(女性) |
18〜29歳 | 1,530kcal | 1,110kcal |
30〜49歳 | 1,530kcal | 1,160kcal |
50〜64歳 | 1,480kcal | 1,110kcal |
上記は、厚生労働省が発表している食事摂取基準に基づいた男女の平均的な基礎代謝量です。チートデイでは、基礎代謝量の3倍のカロリーを摂取することが目安です。
例えば、30代の男性の場合はチートデイに4,590kcal、50代の男性は4,440kcalを目安に摂取する計算になります。しかし、同じ量を同年代の女性が摂取した場合はカロリーオーバーとなるので、自身の基礎代謝量に合わせて食べる量を調節しましょう。(※2)
②頻度・周期は週に1回が目安
チートデイを行う頻度は、上の表のように体脂肪率に応じて決まります。体脂肪率が低いほど体重が落ちにくくなるので、頻繁にチートデイを設ける必要があります。なお、上記はあくまでも目安なので、体調や体重の変化に応じて調節してください。
頻度 | 体脂肪率(男性) | 体脂肪率(女性) |
2週間に1回 | 20-25% | 30-35% |
10日に1回 | 15-20% | 20-25% |
1週間に1回 | 10-15% | 20-25% |
4日に1回 | 〜10% | 〜20% |
③食べるものは自由でOK
チートデイでは、食事制限を一切行わず、食べたいものを食べても問題はありません。いつもの倍以上のカロリーを摂取する必要があるので、ケーキや揚げ物のように高カロリーな食品を取り入れても大丈夫です。
ただし、タンパク質を過剰に摂取すると腎臓などの臓器に負担がかかったり、脂質や糖質に偏った食事内容にすると脂肪を蓄積しやすくなったりする場合もあるため注意は必要です。食事を控えているダイエット中に急にたくさん食べると胃腸に負担をかけることもあるため、消化のよいご飯やうどんなどがチートデイに適しています。(※3、4、5)