マシュマロのカロリー・糖質は高い？低い？ダイエット中の食べ方なども紹介！

糖質の高いマシュマロにはどのような栄養成分が含まれているのでしょうか。効能と一緒に解説していきます。

マシュマロの原材料のゼラチンはタンパク質からできていて、タンパク質は分解されると体内でコラーゲンなどの成分に再構築されます。コラーゲンは皮膚の弾力を維持する効果があり、肌のしわやたるみを減らす美容効果や、関節部分の組織や血管壁の形成もしているので、血管や骨などの老化を防止する健康効果も期待できます。

マシュマロにはビタミンEの60倍の抗酸化作用があると言われる、ミネラルの一種のセレンが豊富に含まれます。これは原料の卵白に由来するもので、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を引き起こす過酸化物質の分解や、体内の老廃物、重金属などの汚染物質のデトックス効果を持つ成分です。

マグロなどにも多く含みますが、毎日食べるものではないのでマシュマロで手軽に補うことがおすすめです。

砂糖や水飴を多く含む糖質の高いマシュマロですが、ダイエット向きの太りにくい食べ方はあるのでしょうか？

体内の細胞内にはBMAL-1というタンパク質が存在し、体内時計を整える役割をしていますが、このBMAL-1が増えるほど細胞内に脂肪が溜まり太りやすくなります。最もBMAL-1の量が少ないのが昼の2時ですが、数が増えるピークは深夜2時で、その差は20倍とされています。

マシュマロを食べる時間によって、体内への脂肪の溜まり方がかなり違ってしまうので、夜は食べない方が良いでしょう。（※2）

空腹時に急にマシュマロのような甘いものを食べると、血糖値が急激に上昇してインスリンが多量に分泌されてしまいます。インスリンは糖分を脂肪として溜め込む働きがあるので、ダイエット中は血糖値の変動は緩やかになるように心がけることが大切です。空腹時に食べるのは避け、食後や先にお茶や少量のヨーグルトなどをお腹に入れてから食べるようにしましょう。（※3）

マシュマロと一緒にお茶を飲むことによって、お茶に含まれるカフェインが脂肪の燃焼を促してくれます。緑茶の他紅茶やコーヒーにも同様の効果がありますが、緑茶はカテキンも含むので、一緒に食べたものによっては脂肪の吸収を穏やかにする効果が期待できます。（※4、5）

また、冷たいものではなく常温や温かいものを用意すると、体を中から温めて代謝が上がり、痩せやすい体になるので温かいお茶がおすすめです。

マシュマロは食感が良いのでつい食べ過ぎてしまいがちですが、1粒ずつのカロリーや糖質は低くても数を多く食べてしまうと、簡単にカロリーや糖質量が上がります。間食の目安となるカロリーは200kcalですが、糖質量を考えると大きいもので1個当たり3.2gあるので、10個ぐらいが適度な量でしょう。（※6）

マシュマロは腹持ちが良いので、間食にもぴったりな食材のため、普段の間食にスナック菓子を食べている場合、マシュマロに置き換えることによってカロリー・糖質オフができます。どうしてもスナック菓子が食べたい場合は、半分だけマシュマロに置き換えるなどでもカロリーオフできるので、試してみてはいかがでしょうか。

マシュマロの美味しい食べ方・レシピをカロリーとともに紹介します。若干カロリーが高いレシピもありますが、二人でシェアするなどして、200kcal以内に収まるように食べるといいでしょう。