はちみつの食べ過ぎは体に悪い?下痢・腹痛の原因に?1日の摂取量の目安など紹介!
【管理栄養士監修】はちみつを食べ過ぎるとどうなるか知っていますか?今回は、はちみつの食べ過ぎによる〈太る・下痢・気持ち悪い・虫歯〉 など悪影響の例を原因とともに紹介します。はちみつの食べ過ぎにならない摂取量の目安も紹介するので、参考にしてみてくださいね。
目次
③虫歯
虫歯の原因菌が好きなショ糖は、はちみつの中にはほとんど含まれていません。そのためはちみつを食べても虫歯になりにくいですが、加工されたはちみつには水あめやショ糖が入っている場合があるため、気を付けましょう。
はちみつの食べ過ぎにならない摂取量の目安は?
はちみつの食べ過ぎにならない目安量はいったいどれくらいでしょうか。具体的な1日の目安量を説明します。
1日に大さじ2杯程度
1日に朝・昼・晩の3回に分け、1回にスプーン1杯10g程度がおすすめです。およそ40gまでは健康に影響はありませんが、それ以上を大幅に越えると糖分の摂りすぎになります。はちみつ大さじ1杯でおよそ64kcalにあたり、カロリーも気になります。また、晩にはちみつを摂る際は、寝るまでにはちみつのカロリーが消化されるように就寝2~3時間前にまでにしましょう。
(*はちみつの測り方について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。)
はちみつ食べ過ぎ以外の注意点は?
はちみつの食べ過ぎ以外で注意する点はあるのでしょうか。ダイエットや美容など様々な効果が期待されるはちみつですが、具体的に見てみましょう。
乳幼児に食べさせない
はちみつは1歳未満の赤ちゃんには与えてはダメです。というのも、はちみつは包装前に加熱処理をしていないため、ボツリヌス菌が混入している場合があります。ボツリヌス菌は120度4分の熱にも耐え、通常の調理や加熱では生き残ります。
赤ちゃんは腸内環境が未発達のため、ボツリヌス菌が腸内で毒素を出しほ乳力の低下、元気がなくなる、便秘などの症状を引き起こし、稀に亡くなることもあるため決して食べさせないでください。(※4)
はちみつは適度な量を食べよう
はちみつはビタミン、ミネラル、酵素など豊富な栄養を含み、ブドウ糖・果糖とすぐにエネルギーに変わり、美容にもよく万能です。しかし、食べ過ぎると糖分の摂り過ぎになるため、1日の目安量を守り摂取することをお勧めします。