オイルサーディンの栄養・カロリーは?ダイエット向き?体に悪い場合もある?

オイルサーディンの栄養価やカロリー・糖質を知っていますか?高くて太るのでしょうか?今回は、オイルサーディンのカロリー・糖質や栄養成分と効果・効能を、食べ過ぎが体に悪い理由と紹介します。オイルサーディンのダイエット向き・体に良い食べ方も紹介するので、参考にしてくださいね。

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目次

  1. オイルサーディンのカロリー・糖質は高い?太る?
  2. オイルサーディンのカロリー・糖質と栄養価
  3. オイルサーディン(100g)のカロリー消費に必要な運動量
  4. オイルサーディンの栄養成分や効果・効能は?ダイエット向き?
  5. ①EPA・DHA(多価不飽和脂肪酸)
  6. ②リノール酸
  7. ③タウリン
  8. ④ビタミンE
  9. オイルサーディンは体に悪い場合も?食べ過ぎNG?
  10. 理由①塩分が多い
  11. 理由②脂質が高い
  12. オイルサーディンのダイエット向き・体に良い食べ方は?
  13. ①夜に食べない
  14. ②よく噛んで食べる
  15. ③残りの油を普段の料理に再利用する
  16. オイルサーディン・残り油の活用レシピも紹介!
  17. ①オイルサーディンとスナップエンドウのガーリックソテー
  18. ②トーストの具材にもできるオイルサーディンとトマトのチーズ焼き
  19. ③オイルサーディンの油で簡単に作れる和風パスタ
  20. オイルサーディンのカロリーに注意して食べよう

オイルサーディンのカロリー・糖質は高い?太る?

オイルサーディンは下処理済みのイワシをオイル漬けにして熱を加えたもので、すぐ食べられる気軽さと保存食としても人気ですが、カロリーや糖質は高いのでしょうか。ここではオイルサーディンのカロリーや糖質と、カロリー消費に必要な運動量を詳しく解説します。

オイルサーディンのカロリー・糖質と栄養価

カロリー 糖質 脂質 タンパク質
オイルサーディン(100g) 351kcal 0.3g 30.7g 20.3g
オイルサーディン(1缶:120g) 421kcal 0.4g 36.8g 24.4g

※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。(※1)

上記の表はオイルサーディン100gと、1缶120gに含まれるカロリー・糖質や栄養をまとめています。1日のカロリー摂取量を2,200kcalとして計算すると、1日のカロリー摂取量の割合は351kcalでは16%で、421kcalの場合は19%なのでカロリーは控えめです。

タンパク質が豊富で低糖質なイワシですが、オイルサーディンは油に漬け込むので脂質が高く、油を飲むとカロリーがさらに高くなる点にも注意しましょう。

オイルサーディン(100g)のカロリー消費に必要な運動量

運動方法 時間
ウォーキング 131分
ジョギング 79分
自転車 50分
ストレッチ 157分
階段登り 44分
掃除機かけ 113分

上記の表はオイルサーディン100gに含まれる約350kcalを消費するための、必要な運動方法と時間をまとめたものです。買い物や家事でカロリーを消費するのは難しいので、オイルサーディンを食べる場合は量を調整したり、付け合わせる食材を工夫したりする必要があります。

オイルサーディンの栄養成分や効果・効能は?ダイエット向き?

オイルサーディンは主に以下の栄養を多く含む食品で、栄養成分が非常に豊富です。

・EPA・DHA
・リノール酸
・タウリン
・ビタミンE


ここでは、上記の栄養を取ることで得られる健康効果を詳しく解説します。また、カロリー・糖質が控えめな一方で脂質が多いオイルサーディンは、ダイエットに向いているのかも合わせて紹介します。

①EPA・DHA(多価不飽和脂肪酸)

EPA・DHAはイワシやサバなどの青魚に多く含み、n-3系脂肪酸(オメガ3脂肪酸)に属している脂肪酸で、いずれも体内で生成できない多価不飽和脂肪酸です。EPAは血管年齢を若く保ったり、血液の流れをスムーズにしたりする効果があるので、脳梗塞や動脈硬化の予防に期待できます。

DHAも生活習慣病の発症を予防する効果を期待できる上に、脳における神経細胞同士の情報伝達を円滑にするので、認知機能の向上も見込めます。(※2)(※3)

②リノール酸

リノール酸はコレステロール値を安定させたり、中性脂肪を減らしたりする効果があるので、心臓病の予防やダイエット効果を期待できます。なお、EPA・DHAと同じくリノール酸も体内で作られない多価不飽和脂肪酸の一種で、リノール酸はn-6系脂肪酸(オメガ6脂肪酸)と呼ばれている脂肪酸です。

リノール酸は大豆油やコーン油などの植物油に多く含まれているので、オイルサーディンを選ぶときの参考にしてください。

③タウリン

タウリンはコレステロールを減らしたり、心臓や肝臓の機能を高めたりする効果があるので、生活習慣病の予防に期待できます。なお、多価不飽和脂肪酸と違ってタウリンは人体で生成できる成分ですが、必要摂取量には及びません。タウリンは魚介類や軟体動物に含まれるので、オイルサーディンはタウリンの摂取に向いています。(※4)

④ビタミンE

ビタミンEは体内の脂質の酸化を防ぎ、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあるので、動脈硬化の発症の予防効果を期待できる栄養素です。さらに血行を促進して皮膚の新陳代謝を高めたり、肌のバリア機能を安定させたりする効果もあるので、アンチエイジングや美肌効果も見込めます。(※5)

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