人参の葉に栄養はある?効果・効能は?レシピのおすすめも紹介!
人参の葉に栄養はあるのでしょうか?今回は、人参の葉っぱの栄養素・栄養価や効果・効能について紹介します。根と葉の栄養価の比較のほか、人参の葉っぱの栄養成分を摂れる美味しいレシピやあく抜きの方法も紹介するので参考にしてみてくださいね。
目次
ビタミンCには強い抗酸化作用があり、エイジングケアに役立ちます。また、コラーゲンの産生を促す作用があるため、美容に欠かせない栄養素です。そのほか、一緒に摂取した鉄の吸収を促進する作用もあるので、貧血の予防にも効果的です。(※5)
⑤葉酸
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
73μg | 240μg | 30% |
葉酸は、ビタミンB12とともに赤血球を作る働きがあります。葉酸の摂取は、巨赤芽球性貧血の予防に効果的です。また、妊娠初期に葉酸をしっかり摂取することで、胎児の神経管閉鎖障害を予防することができると言われています。妊娠中は葉酸の必要量が増えるので、人参の葉を積極的に摂りましょう。(※6)
⑥カリウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
510mg | 2500mg | 20% |
カリウムは、高血圧の原因となるナトリウムを排出する作用を持ちます。目安量以上のカリウムを日常的に摂取することで、高血圧の予防に役立ちます。また、体内の余分な水分の排出を促すため、むくみの改善にも効果的な成分です。(※7)
⑦カルシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
92mg | 800mg | 12% |
カルシウムは骨の構成成分となるほか、筋肉の動きや神経伝達をサポートする作用も持ちます。血中のカルシウムが減少すると、骨に貯蔵されたカルシウムが溶出してしまうため、目安量以上を継続的に摂取することが骨粗しょう症などの予防に効果的です。(※8)
⑧マグネシウム
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
27mg | 340mg | 8% |
マグネシウムは、カルシウムと拮抗して筋肉の動きをサポートする成分です。また、神経伝達や体温・血圧の維持にも関わります。そのほか、300種類もの酵素の生成に補酵素として関与するため、健康な体の維持に欠かせません。(※9)
⑨鉄
含有量(100g) | 1日の摂取量の目安 | 1日の摂取量に占める割合 |
0.9mg | 7.5mg | 12% |
鉄は赤血球の成分となり、体内の細胞に酸素を届ける働きを持ちます。鉄が不足すると、鉄欠乏性貧血を引き起こすため、人参の葉を食べて予防しましょう。特に、月経のある女性は鉄が不足しやすいので、積極的に摂りたい成分です。(※10)
人参の葉の栄養成分を摂れるレシピは?あく抜きの仕方も紹介!
ここでは、人参の葉の栄養成分を摂りつつ、美味しく食べられるレシピを紹介します。野菜が嫌いな子どもでも食べやすくなるよう、人参の葉のあく抜きをする方法も紹介するので参考にしてください。