きな粉ヨーグルトは効果なし？いつ食べる？ダイエット向きな食べ方も紹介！

きな粉ヨーグルトに含まれているサポニンに期待できる効果は、以下の通りです。

・肥満の予防
・血流促進
・悪玉コレステロールを減らす

大豆由来のサポニンには脂肪の吸収を抑制するだけでなく、インスリンを活性化させることで燃焼につなげる働きがあります。血流を促進させることで冷えが改善されたり、むくみが改善されたりする効果もあるのです。さらにサポニンの強い抗酸化作用により、悪玉コレステロールを減らすこともダイエットに役立ちます。（※5）

きな粉ヨーグルトは、大豆の植物性タンパク質、ヨーグルトの動物性タンパク質のどちらも摂取でき、期待できる効果として以下のものがあげられます。

・筋肉の維持、増強
・体を引き締める
・脂肪燃焼効果
・美容効果

タンパク質は血液や骨、筋肉などを構成するもととなる重要な栄養素です。筋肉の維持や増強効果が体の引き締めにつながり、ダイエットに役立ちます。筋肉が増えると基礎代謝が上がり脂肪燃焼率も高まります。また、肌や髪を美しくするなど美容効果も期待できる栄養成分です。（※6）

きな粉ヨーグルトに含まれている大豆イソフラボンには、以下の効果が期待できます。

・脂質代謝の改善
・生理周期を整える
・美容効果

近年の研究で大豆イソフラボンはサポニンや大豆タンパク質などとともに、脂質代謝を改善する働きがあることがわかってきました。また大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと同じ作用が期待できるため、女性の生理周期を整えPMS（月経前症候群）の緩和の改善のほか、肌や髪を美しく保つ効果も期待できます。（※7）

きな粉ヨーグルトに含まれている大豆ペプチドの主な効果は、以下の通りです。

・筋肉の修復
・基礎代謝の向上
・脂肪燃焼促進

腸での吸収が早い大豆ペプチドは、トレーニングなどで傷んだ筋肉の修復をサポートする働きがあります。その結果として基礎代謝が向上するほか、脂肪燃焼を促しダイエット効果が高まるのです。魚や乳製品に含まれているペプチドよりも、大豆由来の成分の方がダイエットに役立ちます。（※8）

きな粉ヨーグルトの原料である大豆に含まれる食物繊維によって期待できる効果は、以下の通りです。

・便秘の解消
・腸内環境の改善
・デトックス効果

大豆には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれており、便を柔らかくカサ増しさせることで便秘解消を促します。また体内の有害物質を排出させるデトックス効果もあるので、腸内環境が改善されるのもメリットです。朝食にきな粉ヨーグルトを食べて腸内環境を改善することは、美肌づくりにも役立ちます。

きな粉ヨーグルトに含まれている大豆オリゴ糖によって得られる効果は、以下の通りです。

・腸内の善玉菌を増やす
・腸内環境の改善
・便秘解消

大豆オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサになるので、腸内環境を良好な状態に整える一助となります。腸内に善玉菌が増えると便秘も解消され、ダイエットに役立つのです。また大豆オリゴ糖はGI値が低いので、摂取しても血糖値が急上昇することもありません。糖質制限ダイエットをしている人でも、安心して摂取できます。（※9）

きな粉ヨーグルトに含まれているカルシウムによって期待できるダイエット効果は、以下の通りです。

・脂肪燃焼の促進
・基礎代謝の向上

骨や歯をつくることで知られるカルシウムは、脂肪の合成を抑えながら分解をサポートする働きを持つのです。また筋肉をスムーズに動かすうえで欠かせない栄養成分でもあるので、運動時の基礎代謝の向上を促してくれます。カルシウムが不足すると脂肪が蓄積されやすくなるので、きな粉ヨーグルトで補うのがおすすめです。（※10）

きな粉ヨーグルトに含まれている乳酸菌の効果として、以下のものがあげられます。

・腸内環境の改善
・体脂肪の減少を促す

乳酸菌は善玉菌の1つで、腸内に増えることで便秘を解消するなど環境改善を促します。また近年の研究で腸内に乳酸菌などの善玉菌が多い人に、痩せ体質が多いことがわかってきました。腸内環境を整えるだけでなくダイエットのためにも、乳酸菌は意識して摂取したい栄養成分といえます。（※11）