インスタントスープは体に悪いの？じっくりコトコトは発がん性がある？適量を紹介！

じっくりコトコトなどのインスタントスープは、お湯を注ぐだけで美味しく食べられる便利な商品ですが、体に悪いと考えられています。今回は、インスタントスープが体に悪いとされる理由や適切な飲み方を紹介します。

インスタントスープは、野菜が多く使われているイメージも強いため、健康への害は少ないと思われがちですが、塩分や食品添加物については気になるところです。じっくりコトコトシリーズをはじめ、人気のクノール商品に入っている個々の塩分量と添加物について解説します。

※1日の摂取量は成人男性の目安です。
※含有量は日本食品標準成分表を参照しています。（※1）

成人男性1日あたりの塩分推奨量は、7.5g未満とされています。味や種類によって異なりますが、クノールカップスープは1食分に対し、塩分が0.5g〜1.6g含まれていることから、１日1杯程度では塩分過多にはならない計算です。

カップスープの量100gは約5〜6杯分に相当し、一番塩分量が高いじっくりコトコト 濃厚クラムチャウダー味でも4杯以上食べなければ、塩分については心配する量ではありません。同様にカロリーについても1食100kcal以下となるので、低めです。

（＊食品添加物について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでみてください。）

インスタントスープに含まれる塩分量や食品添加物は、体に悪いほどではないとわかりましたが、1日に何杯程度が妥当なのでしょうか。健康に食べるために、栄養面についても考察したので参考にしてみてください。

体に悪い影響はそれほどないからといって、インスタントスープに頼り過ぎもよくないでしょう。また、1日に3食インスタントスープに置き換えられるほどの栄養素も含まれていません。塩分量、添加物、栄養素の観点から1日に1〜2杯程度が目安で、さらにカロリーや栄養面を考えるのであれば、他の食材との組み合わせも考える必要があります。