わらびの食べ過ぎは体に悪い?毒性・下痢の危険も?正しい食べ方を紹介!

わらびの食べ過ぎが体に悪いのは本当でしょうか?理由が気になりますよね。今回は、わらびを食べ過ぎる<下痢・便秘・癌>など副作用や生で・毎日食べても大丈夫なのかを紹介します。わらびを食べ過ぎにならない1日の摂取量も紹介するので参考にしてみてくださいね。

目次

  1. わらびは食べ過ぎNG?体に悪いって本当?
  2. わらびの食べ過ぎが体に悪いとされる理由は?毒性がある?
  3. ①消化不良による下痢
  4. ②チアミナーゼ
  5. ③プタキロサイド
  6. わらびを食べる際の注意点は?毎日食べるのはNG?
  7. ①そのまま生で食べるのは避けよう
  8. ②毎日食べても問題ないが適量を守る
  9. わらびの食べ過ぎ・毒性に注意しよう

わらびは食べ過ぎNG?体に悪いって本当?

春の山菜の1種であるわらびは楽しめる時期が限られるので、様々な料理にして味わう人も多いでしょう。しかし、わらびを食べ過ぎると体に悪いとの噂もあるようです。ここではわらびを食べ過ぎると体に悪いといわれる理由について、食べる際の注意点も交えて説明します。

わらびの食べ過ぎが体に悪いとされる理由は?毒性がある?

わらびは栄養のある山菜ですが、体に悪いなどと言われることもあるようです。ここでは、わらびの食べ過ぎが体に悪いとされる理由や、毒性があるのかについて説明します。

①消化不良による下痢

山菜であるわらびは食物繊維が豊富なので、食べ過ぎると消化不良による下痢が起こるリスクがあります。わらび100gあたりに含まれる食物繊維は3.6gで、さつまいもの食物繊維量2.2gと比較しても多いことが分かるでしょう。また天然毒であるプタキロサイドが原因で下痢が起こることもありますが、詳細は後述します。

②チアミナーゼ

チアミナーゼを摂り過ぎると、以下のような症状がみられます。

・食欲不振
・倦怠感
・しびれ
・麻痺
・むくみ
・動悸
・息切れ
・脱力感


わらびに含まれるチアミナーゼは、ビタミンB1を分解する酵素です。ビタミンB1の欠乏症として有名な脚気により、上記のような症状が現れます。チアミナーゼの過剰摂取によりビタミンB1が欠乏することで糖質がエネルギー変換されにくくなり、神経や脳に悪影響が及ぶのです。また、重症化し心不全が起こると命が危険にさらされる恐れもあるため注意が必要です。

③プタキロサイド

わらびのアク成分であるプタキロサイドを摂り過ぎるとみられる症状は、以下の通りです。

・下痢
・腹痛
・嘔吐
・倦怠感


プタキロサイドはわらび中毒の原因となる物質で下痢や腹痛、嘔吐など食中毒症状を引き起こします。また近年の研究により、プタキロサイドを大量摂取すると癌になることもわかってきました。プタキロサイドが原因の癌は膀胱や回腸、盲腸が多いとされていますが、発癌性の評価は低めになっているようです。

わらびを食べる際の注意点は?毎日食べるのはNG?

山菜であるわらびは天然毒を含んでいるので、食べる際に気をつけた方がよいことがいろいろあります。食べ方に気をつければ毎日食べてもよいのか、気になる人もいるでしょう。ここでは、わらびを食べる際の注意点について具体的に説明します。

①そのまま生で食べるのは避けよう

わらびは以下の手順でアク抜きをして、そのまま生で食べるのは避けましょう。

【灰でアク抜きする方法】
①水に灰を入れてしばらく置く
②①の上澄みを沸騰させる
③沸騰させた②にわらびを入れて、すぐに火を止める
④冷めるまで置く
⑤冷めたら水洗いする

【重曹でアク抜きする方法】
①水の0.1~0.3%にあたる重曹を入れる
②①でわらびを5分茹でる
③茹でたわらびを一晩、水に浸ける
④水洗いしたらでき上がり


上記はともにアルカリ性の水でアク抜きすることになるので、チアミナーゼやプタキロサイドなどの天然毒を無効化できます。さらにアク抜きをするとわらびの苦味やえぐみが和らぎ、美味しく調理できるメリットもあるので実践しましょう。

(*わらびのアク抜き方法について詳しく知りたい方は、こちらの記事を読んでみてください。)

わらびのアク抜きは重曹なしでもOK?小麦粉・お湯だけで簡単って本当?

②毎日食べても問題ないが適量を守る

アク抜きしたわらびは毎日食べても問題ないものの、食べ過ぎず適量を守るのが基本です。わらびの1日の適量は60gとされており、4本分に相当します。またアク抜きしたわらびは必ず加熱調理したうえで、食べ過ぎないように意識することが大切です。

わらびの食べ過ぎ・毒性に注意しよう

わらびは天然毒が含まれているので、食べ過ぎや食べ方には注意が必要です。生食を避けてアク抜きしてから加熱調理して、毒性の影響を受けないよう適量を食べるよう意識しましょう。

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